2023.09.19
顧客エンゲージメント顧客体験
不満を笑顔に変える体験デザイン:レジ待ち
みなさん、スーパーやデパートでレジの長い列に並ぶのは好きですか?私もそうです、あまり好きじゃないですよね。小売や流通での体験調査の不満足体験の上位にいつも入ってくるものが、「レジ待ち」です。
レジ待ちを解消するには、レジの台数を増やすや無人レジ化するなど様々は取組が考えられます。実際は設備投資も必要になります。そこでレジ待ち時間を、楽しい体験に変えるアイディアがあったらどうでしょうか。
斬新な体験デザインの事例紹介
今回は、あるクライアントでのカスタマージャーニーマップの研修ででた魅力的な体験デザインの事例をご紹介します。
インタラクティブな床ディスプレイ
レジ待ちの列にインタラクティブな床ディスプレイの導入。これはコロナ対策時に床に前の人との距離を取るマークを張ったことにより、みんなそのマークの上で待っていただいていたことにヒントを得て出たアイデアでした。待っている間に床に映し出されるゲームやアニメーションに参加することができるのです。子供たちだけでなく、大人も夢中になるのでは。
レジ待ちアート
壁面や床を活用して、レジ待ちエリアをアートギャラリーに変えるアイディア。美しい絵や写真、インスタ映えするスポットが配置されていると、待っている時間も楽しみながら過ごせます。
レジ待ち限定のクイズ&プロモーション
レジ前のモニターに、限定のクイズやプロモーション情報を流すことで、待っている時間を有意義に使えるようにしたお店も。正解すると割引クーポンをもらえるシステムは、購買意欲を高める上で一石二鳥です。
体験デザインの真髄と今後の展望
設備によって不快をゼロにする発想ではなく、その時間を楽しみに変える工夫ができないかというアイデア出しの現場はスタッフの方も楽しそうでした。
最後に、これらのアイディアはただの一例に過ぎません。大切なのは、お客様の不満やストレスを和らげ、ポジティブな体験を提供することです。それが「体験デザイン」の真髄と言えるでしょう。
次回、お店でレジの列に並ぶ際は、こんな体験デザインがあったらいいなと思いを馳せてみてください。そして、ビジネスオーナーの方は、顧客の待ち時間をより楽しいものに変える方法を考えてみてはいかがでしょうか。
このような顧客がどのように感じているのかを、しっかりと調査を行い把握すること、そしてその結果を現場にフィードバックして実行していくこと。そのうえで体験価値が高まることが、今後様々な事業では必要になります。
また、このような顧客体験を、しっかりと調査を行い把握すること、そしてその脚気を踏まえて現場にフィードバックして、実行していくことは非常に重要です。
体験価値を高めるために、何を行うかは、事業にとって重要性は増していきます。
このことをテーマに、9月27日(水)1400−1500 電通マクロミルインサイト社と共催でセミナーを行います。
是非、ご参加ください。
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トータルエンゲージメントグループでは、これまで延べ100社以上15,000店舗以上のアパレル・小売流通・飲食宿泊から金融、行政などB2C事業からSaaSやメーカーのようなB2B事業など、様々な業種での支援実績がございます。
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