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    2015.05.26 従業員エンゲージメント
    従業員エンゲージメント強化に活用したい、今注目度大の「ゲーミフィケーション」

    会社にとって人を雇うのは当たり前のこと。その形態は色々あるにせよ、多くの会社は従業員で成り立っています。従業員に給与や賞与を支払うことで、会計上は費用として計算されますが、皆さんは従業員を費用と考えますか、それとも資産と考えますか?

    アメリカの大手会計事務所が考えた企業の資産に、「5つの資産?」と呼ばれるものがあります。目に見える物的資産・金融資産と、目に見えない組織資産・人的資産・顧客資産です。従業員はこのうち人的資産に入ります。

    数字でみる従業員エンゲージメントの重要性

    これからの時代、従業員を資産と考える企業がより成長するのではないでしょうか。なぜなら会社のビジョンやミッションに共感し、愛着を持って働くエンゲージメントの高い従業員は、そうでない従業員に比べて一層努力する確率は57%、生産性が高まる確率は20%、定着率は87%高まることが分かっています。また、従業員エンゲージメントの高い企業は、利益率や顧客満足度、顧客が知人や友人 に自社製品・サービスを勧める確率もそれに比例して高くなることが分かっています。

    ただ、従業員エンゲージメントを高めることに苦労している企業が多いのも確か。世界全体で、高いエンゲージメントを持った従業員というのはなんと13%しかいないというのだから驚きです。

    でもなぜエンゲージメントの低い授業員がそれだけ多いのかと言えば、大切なことが後回しにされているからです。本当ならもっと人材開発に時間を割くべきが、日々のタスクをさばくことや営業成績などの数字が優先されがちになれば、エンゲージメントが低くなるのは当たり前だと言えます。でも目に見えるところばかりにフォーカスするのではなく、従業員のモチベーションを高め、新しいスキルを習得する機会を設けることが、より一歩先を行き、エンゲー ジメントを高めるきっかけとなるのではないでしょうか。そのためにできることは色々ありますが、ここでは最近注目を集めているゲーミフィケーションに焦点を当てたいと思います。

    従業員教育に活用することでKPIが見えてくるゲーミフィーケーション

    ゲーミフィケーションとは? 課題の解決や顧客ロイヤリティの向上に、ゲームデザインの技術やメカニズムを利用する活動全般。ゲームデザイン手法や仕組みを用いて問題の解決やユーザー契約などを獲得すること。例えば、既存のシステムやサービスへの、順位・可視化・ポイント・カード・バッジ・ミッション・レベルシステムの採用など。さらにゲームの要素を盛り込むことによって楽しみながら意図せずそれらと関わっていってもらうことが目的で行われる場合もある。 引用:Wikipedia

    ゲーミフィケーションは、次のような業績向上に直結するKPIを見つけやすくするものです。

    ●ビジネスの優先事項と目標へのフォーカス
    ●協力しあう心に加え、足の引っ張り合いのない健康的な競争の促進
    ●自主的な学びと知識共有の強化
    ●従業員定着率と採用力の向上
    ●新人研修の効率化

    このような利点があることから、多くの企業が従業員をエンゲージするツールとしてゲーミフィケーションを取り入れ、パフォーマンスを高め、離職率の軽減に役立てています。従業員と顧客エンゲージメントが高まることで、実績に基づいた成果に240%の増加が見られるということも分かっています。ではゲーミフィケーションはどのようにエンゲージメント向上に役立つものなのでしょうか?

    従業員をより効率的に教育するゲーミフィケーション

    従業員がエンゲージするためには、従業員が実務や手順を知るところからはじめ、業務で得た知識を常に最新のものとしておく必要があります。研修はその場限りですが、学びは継続的であり、成長を促進するものであるということを忘れないでください。あなたの部下を見てみてください。成功するための知識をたくわえていると思いますか? 会社から得た知識を常に最新のものにしようと努力をしているのが見られますか? せっかく研修用の教材(オンデマンドなど)を用意したのに、なかなか活用できていないという企業も多いかもしれません。であれば、ゲーミフィケーションを盛り込んだシステムを使い、より従業員が積極的に楽しく学べる環境を整えてみてはいかがでしょうか。そうすることで、例え事業が拡大したとしても、新入社員の研修コストを削減できるだけでなく、ベテラン社員も常にスキルを磨くことができるようになるはずです。

    パフォーマンスの高い従業員を知り、適切に努力を報いるゲーミフィケーション

    高い成果が上がるように従業員の行動を改善するためには、現時点での従業員の能力を正確に評価し、実現可能な目標を設定することが必要になります。さらに、企業全体において一貫したパフォーマンスの測定を確実にしなければいけません。従業員の行動や報酬に対する反応を追い、KPIに対する現実的で測定可能な改善を促すことで、ゲーミフィケーションはパフォーマンスの高い従業員を特定するだけでなく、その働きに対する適正な評価(報酬)を与えることができるようになります。

    エンゲージメント、離職率、コスト問題を解決するゲーミフィケーション

    2019年までの離職率は23.4%にまで上昇するとアナリストは分析しています。だからこそ、やる気のない従業員のモチベーションを上げ、職場のエンゲージメントを高めることが今求められています。皆さんの会社には、売上報奨金やコンテストなど、従業員のモチベーションを上げるツールが色々あるかと思いますが、それらはKPIに本当に影響を与えているかどうか、見直してみませんか? 短期のコンテストからは、短期の行動の変化しか見込まれないという研究結果もあります。さらには、一般的な売上報奨金やコンテストは、チームというよりかは個人の働きを報いるものです。すると、従業員のモチベーションを長期にわたって維持するのは難しくなります。

    顧客エンゲージメントを強化し、ビジネスのパフォーマンスを根本から最適化するために、長期的に行動の変化を起こしたいということであれば、価値の高い従業員のパフォーマンスを強化し、持続的成長に導く戦略の具体化が求められます。なぜなら、ゲーミフィケーションはビッグデータ分析、パーソナライゼーション、透明性から成り立つものなので、目標を達成するだけではなく、一人ひとりの働きを正当に評価し、リアルタイムでのフィードバックや報酬を提供することを可能とするからです。結果、従業員のエンゲージメントや定着率が高まると同時に、経費削減へとつながるのです。

    ★こちらもあわせてどうぞ→「住民へのサービス向上と経費削減に成功したハワイのお役所サイト、取り入れたのはゲーム要素だった!」

    引用:http://www.bunchball.com/sites/default/files/Employee-Engagement-Bunchball-Solution-Brief.pdf

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