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    2015.05.28 従業員エンゲージメント
    「働きがいのある企業100社」ランキングにランクインした企業から学ぶ、良い企業文化を作るための4つのポイント

    アメリカの経済誌、「フォーチュン」で毎年発表されているのが、「最も働きやすい米国企業100社」(”100 Best Companies to Work For“)のランキング。2015年版で1位となった企業はどこか、予想してみませんか?

    正解は……

    シリコンバレーに本社のあるこちらの会社です↓(答えは看板をチェック!)

    Google本社

    きっと正解した方も多いのではないでしょうか。

    Googleはこちらのランキングで2012年から4年連続1位を獲得していますが、2007年、2008年にも2年連続で1位を獲得しているという常連さん。社員の満足度もさすがで、「やりがいがある」「社内の雰囲気が良い」「報酬が良い」の3つの指標において97%が満足と答え、「上司が素晴らしい」」の指標でも95%が満足と答えたそう。この数字は驚異的ですよね。(ちなみに2位はボストンコンサルティング、3位はアキュイティ(金融・保険))

    このランキングにランク入りする企業には、大企業だからこそ従業員に提供できる報酬、環境、福利厚生などがあります。でも良い従業員が育ち、良い企業へと成長するためには、それ以外にも必要なもの、そして中小企業も参考にできるものが多くあります。

    今日は働きがいのある企業100社が共通して見られる、良い企業文化を作るための4つのポイントをご紹介です。


    ①現場に広く深く浸透しているミッション

    働きがいのある企業ランキングにランクインした、ナチュラル&オーガニック系食料品スーパーマーケットのWhole Foodsは世界に自然食品と健康増進をもたらし、元/現役軍人とその家族に対して金融・保険サービスを提供するUSAAは軍人とその家族の生活の基盤をサポートし、アウトドア用品販売店のREIは人々のアウトドアライフとサステイナビリティをサポートしています。このようにミッションが実現している企業は、従業員がミッションを信じ、そのミッション実現のために行動しています。

    企業にとってミッションとは、社会における自社の存在理由や、果たすべき使命を表したもの。だから企業の目的は、自社の商品・サービスを通して使命を果たすことです。ミッションが社会に支持されてはじめて企業は利益を上げることができるようになるため、リーダーはミッションを最も大切なものとして、従業員にも浸透させなければいけません。

    ②切磋琢磨できる優秀な同僚

    働きがいのある企業ランキングにランクインした企業のうち、Twitterなどをはじめとした14社は、一件の求人に対して毎回何百もの応募を受けるといいます。この激戦をくぐり抜けて選ばれた優秀な人たちと刺激を受け合いながら切磋琢磨することで、自分をより高めたい、会社とともに成長していきたい、という気持ちが強くなるはず。個人にとっても、チームにとっても、会社全体にとっても、好循環を生むのではないでしょうか。

    ただし、知能指数(IQ)の高い人が必ずしも優秀というわけではありません。職場で高いパフォーマンスを発揮するのは、心の知能指数(EQ)が高い人だといいます。EQは後天的なものなので努力をすれば高めることが可能です。人事採用時や育成時にはぜひEQを活用してみましょう。

    ③お互いを大切に思う心から生まれる信頼関係

    働きがいのある企業ランキングで13位にランクインしたRiot Gamesには驚きの福利厚生があります。それが”無制限の有給”。これまで、この制度を悪用した従業員はいないようですが、それも企業と従業員の間に高い信頼関係があるから。企業側が無制限の有給を提案するのは、それだけ従業員のことを大切に思っているという証。その尊重の気持ちが従業員の共感を呼び、より貢献しようという原動力につながるのではないでしょうか。(★あわせてこちらもどうぞ→「サウスウエスト航空やザッポスの成長と高い顧客満足度に貢献したのは、『貪欲に従業員の声を聞く』ということ」

    ④思いやり

    企業が「従業員を大切にします」と言うのは簡単なことですが、そのうち実行できている企業はどれくらいあるのでしょうか。働きがいのある企業ランキングの多くは、細かく福利厚生をアピールすることはなく、各企業の福利厚生に対する考え方などを掲載するに留まっています。

    例えば1位のGoogle、ニュースサイトで公表された死亡手当が数年前に話題になりましたよね。これは、社員が死亡した際にはその後 10 年間に渡り、毎年配偶者/パートナーに死亡した社員の給与の半額を支給し続けるというもの。さらに子供がいる場合には、その子供が19歳または23歳になるまで 、毎月1000ドルを支給し続けるのだとか。死亡手当は在職期間にかかわらず適用されるのだというから驚きです。それもこれも、

    Google の福利厚生は、社員が十分な配慮を受けていると感じられるために存在します。家族は社員にとって大切な存在ですから、Google にとっても大切な存在です。

    という考えに基づいたもの。企業の鏡としか言いようがありません!

    以上、いかがでしたでしょうか。①~④にあった4つのポイントはどれも、従業員の共感と愛着を生み、信頼と絆を築き、従業員エンゲージメントを高めるものです。もしご自分の会社に足りていないものがあると感じたら、問題提起と改善のための活動を行ってみてはいかがでしょうか。

    SHAR

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