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    2026.03.01 AI経営
    【コラム】社内業務の80%をAI化しました

    AI化による工数削減

    自社のことを書くのは中々恥ずかしいものですが、今回はTEGで取り組んだことのまとめと今後についてまとめてみました。

    はじめに

    トータル・エンゲージメント・グループ(TEG)では、社内業務の80%をAI化することに成功しました。これは単なる「AIツールの導入」ではなく、業務を根本から見直し、AIが扱える形に「部品化」したことで実現したものです。本コラムでは、その具体的な取り組みと成果、そして今後の展開についてご紹介します。

    「社内業務80%のAI化」とは

    まず、私たちが定義する「80%のAI化」について明確にしておきます。これは、AIが完全自動で業務を完結させるケースだけでなく、AIが下準備や叩き台を作成し、人間は最終判断のみを行うという状態も含みます。(当社では圧倒的にこちらの比重が高いです。)

    業務棚卸しと再計測を行った結果、工数(時間)ベースで80%に到達しました。つまり、人間が本来集中すべき「意思決定」に時間を使えるよう、業務構造を再設計してみました。

    AI化の8つのカテゴリ

    TEGでは、社内業務を以下の8つのカテゴリに分類し、それぞれをAI化しました。

    1. 文章作成(広報・営業・提案)

    note記事、メールマガジン、提案書、営業資料などの初稿作成をAIに任せ、人間はファクトチェック・加筆編集と最終チェックに集中しました。

    2. 会議運営

    議事録の自動作成、アクションアイテムの抽出、会議前の論点整理など、会議の生産性を高める業務をAI化しました。

    3. 社内コミュニケーション

    定例報告の下書き、社内通知の作成、情報共有の整理など、組織内の情報流通をスムーズにします。

    4. スケジュール調整

    会議設定、リマインド送信、日程調整の自動化など、時間管理に関わる業務を効率化します。

    5. ナレッジ管理

    過去の提案書や報告書の検索性向上、情報の整理・タグ付け、社内wikiの更新補助など、知識資産の活用を促進します。

    6. データ整理

    スプレッドシートの整形、データのクレンジング、レポート用の集計など、データ処理の前工程をAIが担います。

    7. 調査・分析

    企業情報の収集、アンケートの自由記述分析、市場トレンドのまとめなど、情報整理と分析の土台をAIが草案をまとめます。

    8.コーポレート業務

    経費精算、申請業務などによるAI化が作業からの解放になりました。

     

    成功の鍵:業務の「部品化」

    AI化を成功させる最大のポイントは、業務を「部品」として扱える形に分解することでした。具体的には以下の3つのステップを踏みました。

    ステップ1:業務の分解

    一つひとつの業務を「インプット→処理→アウトプット」の形で整理し、どの工程をAIに任せられるかを明確にしました。

    ステップ2:テンプレート化

    繰り返し発生する業務については、入力フォーマットと出力イメージをテンプレート化し、AIが安定して成果物を生成できる環境を整えました。

    ステップ3:チェックリスト化

    AIが生成した成果物の品質を担保するため、確認すべきポイントをチェックリストにまとめ、人間による最終確認を効率化しました。

    実感できる4つのメリット

    初速の大幅向上

    「ゼロから考える」時間が大幅に削減され、叩き台が数分で手に入ることで、プロジェクトのスタートダッシュが格段に速くなりました。

    属人化の解消

    特定の人にしかできなかった業務が、テンプレートとAIの組み合わせである程度は誰でも一定品質の成果物を作れるようになりました。

    (まだ、改良が必要です。)

    精神的消耗の軽減

    定型的で消耗する作業から解放され、メンバーが創造的な仕事や意思決定に集中できる環境が生まれました。

    (作業が減り、仕事が出来るようになった。)

    ナレッジの資産化

    過去の提案書や原稿が「ただの過去」ではなく、「再利用可能な部品」として蓄積され、組織の知的資産として活用できるようになりました。

    人間が担うべき領域

    AI化を進める中で、むしろ人間にしかできない領域がより明確になりました。それは以下の5つです。ここが非常に重要でした。

    • 戦略・方針の決定:何を目指すか、どう判断するかの意思決定
    • 関係構築:顧客や社内メンバーとの信頼関係づくり
    • クリエイティブな発想:前例のないアイデアや企画の創出
    • 責任を伴う判断:最終的な承認や重要な決断
    • 例外対応:想定外の状況への柔軟な対処

    AI化によって、これらの「人間にしかできない仕事」に、より多くの時間とエネルギーを投入できるようになったのです。

    今後の展開

    クライアント現場へのAI化支援

    TEGの強みは、AIツールそのものではなく、**現場で回る「運用設計」**にあります。現場から声を集め、意味づけし、改善につなげ、定着させるループを、AIで加速する支援を展開していきます。

    顧客理解の運用テンプレート提供

    ツール導入より先に、「運用の型」を提供することで成果を出しやすくします。調査設計、分析観点、改善会議の進め方、現場アクションなど、実務で使えるテンプレート群を整備していきます。

    体験価値の再現可能化

    TEGが長年取り組んできた「体験価値を再現可能な経営資源に変える」というテーマは、実はAIと非常に相性が良いものでした。

    良い体験のパターン化、良い接客の言語化、良い現場判断の型化を、AIを活用して実現し、現場に落とし込むところまで支援します。

    おわりに:80%AI化は「仕事の設計」だった

    社内業務の80%をAI化する取り組みを通じて、私たちが学んだ最も重要なことは、**AI化の本質は「ツールの導入」ではなく「仕事の設計」**だということです。

    業務を分解し、入力を整え、型を作り、チェックで品質を担保する。地道で目立たないこの作業こそが、AIを「使える状態」にする鍵でした。

    中小企業やスタートアップでも、大きな投資をせずにここまで到達できます。重要なのは、自社の業務を見つめ直し、「AIが触れる形」に整理する覚悟だけです。

    もし何か質問や、導入を検討されている方がいれば、お気軽にお声がけください。

    SHAR

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