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    2026.01.17 体験価値
    【コラム】選挙と体験価値
    ─「なぜ今、それをやるのか」が問われている─

    選挙と体験価値

    やっと仕事モードになってきたと思ったら、選挙モードに入っていきましたね。

    メディアもSNSも、連日その是非を巡る議論が増えてきています。

    現在の日本政治を見渡すと、いわゆる高市政権は、

    外交面を中心に一定の成果を上げていると評価する声が多く聞かれます。

    中国との関係など難しい課題は残るものの、

    国際社会における存在感や交渉姿勢については、

    「結果を出している」と感じている国民も少なくないのではないでしょうか。

    私自身も、その点については同様の認識を持っています。

    成果が出ている局面で、なぜ今なのか

    そうした状況の中で、少数与党となっている自民党が、

    衆議選での議席を獲得しようとするならば、

    「今がそのタイミングだ」と考える向きがあることも理解はできます。

    しかし一方で、どうしても拭えない疑問があります。

    • 税制の見直し
    • 経済対策
    • 少子高齢化
    • 社会保障
    • エネルギー問題

    どれも「先送りできない」「待ったなし」の課題です。

    これらを一時脇に置いてまで、

    今、最優先で取り組むべきことが「選挙」なのか。

    その理由が、国民に十分伝わっているかというと、

    正直なところ、私はそうは感じていません。

    政治もまた「体験価値」で評価される時代

    ここで、私たちが企業経営やCXで使っている

    「体験価値」という視点を当ててみたいと思います。

    体験価値とは、

    単に結果や数字だけではなく、

    • なぜそれをやるのか
    • 今でなければならない理由は何か
    • 自分たちの生活にどう関係するのか

    腹落ちする形で伝わることです。

    企業でも、

    「正しい施策」であっても、

    その背景や意味が共有されていなければ、

    現場は動きません。

    政治も同じです。

    どれだけ理屈として正しくても、

    「なぜ今それをやるのか」という文脈が欠けていれば、

    国民の体験としては

    「置いていかれている」「やはり永田町の人たちは違う」

    という感情が生まれてしまいます。

    「説明責任」とは、体験を設計すること

    政治における説明責任とは、

    単に資料を出すことでも、数字を並べることでもありません。

    国民一人ひとりが、

    • 自分事として理解できる
    • 判断の背景が見える
    • 納得したうえで賛否を選べる

    という体験を設計することだと私は考えています。

    今の局面で、

    「なぜこのタイミングで選挙なのか」

    「それによって、何がどう良くなるのか」

    が十分に共有されていないとすれば、

    それは政治の是非以前に、

    体験設計の不足と言えるのではないでしょうか。

    経営も政治も、最後は「信頼」で決まる

    私たちは日々、

    企業のCX・EXを支援する中で、

    こんな事例を何度も見てきました。

    • 成果は出ている
    • 方向性も間違っていない
    • でも「なぜ今それをやるのか」が伝わっていない

    その結果、

    社員の納得感が下がり、

    組織の推進力が弱まってしまう。

    政治もまた、

    成果だけではなく、

    プロセスの納得感=信頼の体験があってこそ、

    次の一手が活きてきます。

    まとめとして

    選挙は、民主主義において欠かせない仕組みです。

    それ自体を否定するつもりはありません。

    ただし、

    • 今でなければならない理由
    • 国民にとっての意味
    • 他の喫緊の課題との優先順位

    これらが十分に共有されていないまま進むとすれば、

    それは政治の問題というより、

    体験価値の設計ミスだと感じます。

    これからの政治も、これからの経営と同じように、「何をやるか」以上に、

    「なぜ今、それをやるのか」

    が問われる時代に入っているのではないでしょうか。

     

    週明けの高市総理のコメントは気になります。

    SHAR

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