2015.11.25
顧客満足度
商品価値を高める7つのマーケティング心理効果 ~購買意欲を誘う「ロミオとジュリエット効果」とは?
最近娘の行動が怪しいのですが、へたに突っ込むと、逆切れされて突っ走ってしまうのが怖くて追求できない、わたちゃんです。2人とも成人しているので、まあいいかと少し思いますし、それに「オトーサンだって若い頃は青春してたでしょ?」と言われると、「おお、そやなー」というしかないのです。今度同じこと言われたら、「あほか。オヤジを見くびるな!!今でも青春しとるわい!!」と返してみよう。
希少性の高さが購買意欲を誘う心理が「ロミオとジュリエット効果」
特定の目的を持っている場合、障害があった方が逆にその障害を乗り越えて目的を達成しようとする気持ちが高まる心理現象の事を「ロミオとジュリエット効果」といいます。
これは当然恋愛の解説とかに用いられるケースが多いですが、マーケティングの分野においても、希少性が高いものの方が購買意欲を誘う現象とかにも引用されます。
ニッチ市場で展開している商品をわざと生産数を押さえて希少性を高めて入手しづらい環境をつくりブランド価値や価格そのものを高くキープしようという戦略ですね。
ただ、この場合は商品が圧倒的に差別化ができていたり、ブランド力がある場合が有効ですので、ただ普通の商品が「ロミオとジュリエット効果」を狙うと、それはただ買ってくれなくなるだけですので、要注意です。
商品価値を高める7つの効果
この他にも商品価値関連で有名な効果としては、
- 同じ商品でも相反する2面制をもっている、「ジキルとハイド効果」
- 同じ商品でも付加価値のつけかたで違ってくる、「たれと塩効果」
- 違う商品だが見分けがつきにくい、「おすぎとぴーこ効果」
- 商品が生まれた時の本質的価値が逆転しまった、「おかまとおなべ効果」
- 最初は喜んで買うのと途中で辛くなるけど買ってしまう「アメとムチ効果」
- 辛いけど、完全に虜にしてしまう「ムチとガーターベルト効果」
等があります。
企業に重要な「頭で満足と心で満足効果」とは?
でもなんといっても企業が重要視しなくてはいけないのは、
- 同じ満足度でもロイヤルティに大きく違いがでる「頭で満足と心で満足効果」
です。
様々なマーケティング施策による効果を使うのはいいですが、最後はお客様を「心で満足」させることがお客様のロイヤリティ向上につながり、企業とお客様がWin-Winの長期的関係になります。
「頭で満足」と「心で満足」の違いの詳細は以下ブログを参考にしてください。
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