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    2026.06.23 ロイヤルティ顧客満足度
    顧客満足度を高めて離れない顧客を作る仕組みづくり

    顧客に「満足している」と言ってもらえるのに、気づいたら来なくなっている。そんな経験をお持ちの方は、驚くほど多いのが実情です。満足度と継続率が連動しない、この矛盾の本質を紐解くことが、顧客ロイヤルティ向上プログラムを設計する第一歩になります。

    本記事では、顧客ロイヤルティ向上プログラムの基本設計から、実際に「離れない顧客」を作るための仕組みづくりまでを、実務的な視点で解説します。ポイント制度やキャンペーンといった表面的な施策ではなく、サービス品質の向上を最優先に置いた本質的なアプローチをお伝えします。

    こんな方にオススメ

    • 顧客満足度調査を実施しているが、スコアが改善につながらないと感じているCX責任者
    • リピート率を上げたいが、どこから手をつければよいかわからない経営者・事業責任者
    • 従業員満足度と顧客満足度を同時に改善したいと考えている管理職・マネージャー

    この記事を読むと···

    • 顧客ロイヤルティ向上プログラムの正しい設計思想と3つの必須要件が理解できます
    • 「満足」を「ファン化」へ転換するメカニズムと具体的な実装ステップがわかります
    • よくある失敗パターンとKPI設定の方法を把握し、仕組みとして回せるようになります

    目次

    顧客離脱の現実:なぜ満足度が高くても顧客は離れるのか

    顧客離脱の現実:なぜ満足度が高くても顧客は離れるのか

    顧客満足度スコアが高いにもかかわらず、リピート率が伸びない。これは多くの事業者が直面する、構造的な課題です。ここに気づいていない限り、どれだけプログラムを設計しても的外れになります。

    「満足」と「ロイヤルティ」は別物である

    一般的に言われているように、顧客満足度(CS)とロイヤルティは似て非なる概念です。満足度は「このサービスは期待値を満たしていたか」という過去の評価にすぎません。一方でロイヤルティは「また来たい」「他の人に勧めたい」という未来に向けた感情的なつながりを指します。

    スコアが高くても離脱するのは、「期待を満たした」だけで「期待を超えなかった」からです。この差は、特に競合の多い業界で顕著に表れます。代替手段が豊富な今の市場では、「悪くはなかった」はそのまま離脱につながるのです。

    クレームを言わない顧客こそ最大のリスク

    顧客が不満を持ったとき、実際にクレームを伝えてくれる人は一部に過ぎないとされています。多くの顧客は不満を抱えたまま黙って離れていきます。そして場合によっては、周囲に否定的な口コミを広げます。

    つまり「苦情が来ない=顧客は満足している」という解釈は危険です。実際は見えないところで離脱予備軍が増加しているかもしれません。この構造を理解した上で、声なき離脱を検知する仕組みを設けることが、顧客ロイヤルティ向上プログラムの出発点になります。

    業務量削減だけでは解決しない:心理的リソース枯渇という本質

    顧客が離脱する原因を「接客品質」や「価格」に求める企業は多いですが、その根本を辿ると、スタッフの心理的リソース枯渇に行き着くことがあります。迷い・不安・役割の曖昧さがスタッフを消耗させ、その状態がサービス品質の低下としてにじみ出る。結果として顧客体験が劣化し、ロイヤルティが失われていく、というのが実際の因果関係です。

    業務量を減らしても、この心理的な消耗要因を取り除かない限り、接客品質は上がりません。この点を体得しているかどうかで、プログラムの設計がまったく変わります。

    一度の取引で終わる顧客と、リピートする顧客の違い

    一度の取引で終わる顧客と、リピートする顧客の違い

    同じサービスを受けても、リピートする顧客と離脱する顧客がいます。この差を「個人の性格」で片付けてしまうと、改善策を設計できなくなります。違いは、体験の質と関係性の深さにあります。

    感情的な記憶が再来店を決める

    行動経済学の観点からも知られているように、顧客が「また行こう」と思う瞬間は、サービス全体の平均的な品質ではなく、最も感情が動いた瞬間と最後の瞬間によって決まると言われています。つまり、サービスの中にひとつでも「驚くほど良かった」と感じられる体験があれば、その記憶が再来店の動機になります。

    逆に言えば、平均的に良いサービスを安定して届けるだけでは、感情的な記憶は残りにくい。そこに一貫した「体験設計」の価値があるのです。顧客ロイヤルティ向上プログラムを設計するとき、この感情的な山場をどこに作るかを考えることが、楽しい設計プロセスになります。

    関係性の深さがスイッチングコストを生む

    リピートする顧客は、単にサービスが良いから来るのではなく、「この場所・このスタッフ・この関係性」に価値を感じているケースが多いです。これが心理的なスイッチングコスト(別のサービスに乗り換える際の心理的障壁)を生みます。

    この関係性を意図的に設計することがロイヤルティの本質です。名前を覚える、前回の会話を引き継ぐ、適切なタイミングで連絡を取る。

    こうした小さな行動の積み重ねが、競合にはまねできない絆を作ります。ポイント制度や割引だけではこの関係性は生まれません。

    NPS(ネット・プロモーター・スコア)が測っているもの

    NPSは「このサービスを友人や同僚に勧めますか?」という一問で顧客ロイヤルティを測る指標です。ここでの「推奨意向」こそが、単なる満足を超えたロイヤルティの本質を捉えていると言えます。

    なぜなら、人は自分が本当に価値があると信じるものしか他者に勧めません。推奨行動は顧客自身のブランドに影響するため、強い感情的確信が必要です。

    NPSが高い顧客は、単に「また来る」だけでなく、新たな顧客を連れてくる存在にもなります。これがロイヤルティの複利効果です。

    顧客満足度だけでは不十分:「満足」から「ファン化」への転換メカニズム

    顧客満足度だけでは不十分:「満足」から「ファン化」への転換メカニズム

    満足した顧客をファンに変えるには、意図的な設計が必要です。自然発生的にファンが生まれることはありますが、それを再現可能な仕組みにするためには、三段階の転換プロセスを理解する必要があります。

    STAGE 1からSTAGE 2へ:感情を動かす体験の設計

    STAGE 1の「期待充足」だけでは顧客は動きません。感情が動いて初めて、記憶に残り、また来たいという動機が生まれます。

    感情を動かすのは、サプライズ・共感・敬意の三つの要素です。予想を超えた対応、自分のことをわかってくれているという感覚、大切にされているという実感。

    これらをどのタッチポイントで届けるかを設計します。

    重要なのは、この設計をスタッフ個人のセンスに委ねないことです。どのシーンで何をするかを「仕組み」として定義し、誰でも再現できる形にすることが、スケーラブルなファン化の基盤になります。

    STAGE 2からSTAGE 3へ:推奨行動を生む関係性の深化

    感情が接続された顧客を推奨者に育てるためには、関係性の継続的な深化が必要です。一度良い体験をして終わりではなく、次の来店でさらに「わかってもらえた」と感じられる接点を設計します。これがCJM(カスタマー・ジャーニー・マップ)の設計が重要な理由です。

    推奨行動は強制できません。しかし、推奨したくなる体験の条件は整えられます。「あの店に行って良かった」という感情的な確信を高める関係性を積み上げることで、顧客自身が自発的に紹介者になっていきます。

    EX(従業員体験)とCX(顧客体験)の連動が不可欠

    ファン化を実現するためには、顧客体験だけを磨いても限界があります。スタッフが心理的リソースを消耗した状態で提供するサービスは、どれだけマニュアルを整備しても表情や言葉ににじみ出ます。接客品質のばらつきや提案の浅さは、スタッフのEX劣化がCXに表面化した結果であることが多い。

    だからこそ、顧客ロイヤルティ向上プログラムは、顧客側だけでなく従業員側の体験設計も含めて一体的に構築する必要があります。CXとEXを同時に可視化し、両輪で改善していくことが、持続的なファン化の土台になるのです。

    離れない顧客を作る3つの必須要件

    離れない顧客を作る3つの必須要件

    顧客ロイヤルティ向上プログラムを設計するにあたって、外せない三つの要件があります。この要件を満たさないまま施策を積み重ねても、効果は限定的になります。

    順番を守ることも重要です。まずサービス品質を高め、その後で関係構築の施策を展開するのが正しい順序です。

    要件 内容 実装の優先度 チェック基準
    ① サービス品質の均一化 スタッフや店舗によってばらつきのない体験を提供できる状態にする 最優先(先行実施) NPS・FRS™スコアのばらつきが±10pt以内に収まっているか
    ② 顧客の声の定量化と活用 声を集めるだけでなく、判断基準・教育・PDCAに変換する実装の型を持つ 第2フェーズ アンケート結果が翌月の施策に反映される仕組みがあるか
    ③ 継続的な関係構築 顧客との接点を意図的に設計し、関係性を深めるコミュニケーションを行う 第3フェーズ 2回目来店率(FRS™)が業種平均を上回っているか

    要件①:サービス品質の均一化

    どれだけ良い顧客との関係性を構築しようとしても、サービス品質にばらつきがあれば土台が崩れます。「先週は良かったのに、今日はそうでもなかった」という体験が重なると、顧客は安定した期待が持てなくなり、結果として離脱につながります。

    品質の均一化に必要なのは、マニュアルだけではありません。スタッフが「何をすべきか迷わない状態」を作ることが本質です。

    方針が曖昧で、役割が不明確で、矛盾した指示が飛ぶ環境では、スタッフは本来サービスに使うべきエネルギーを判断や迷いに消耗します。これが接客品質の低下として顧客に伝わります。

    組織システムの不具合を個人のスキル不足と混同しないことが重要です。

    要件②:顧客の声の定量化と実装の型

    多くの企業が顧客アンケートを実施していますが、調査で終わってしまうケースが実に多いです。結果を集計して終わり、改善につながらない。このパターンでは、アンケート自体が顧客と現場の双方に「見てもらえない」という印象を与え、逆効果になることすらあります。

    顧客の声を「消耗要因を判断基準・教育・称賛・PDCAに変える仕組み」として実装することが求められます。声を集めたら、それをどの部署が、いつまでに、どのように活用するか。

    この「実装の型」を持っていない限り、調査は消耗の認識だけで終わります。改善サイクルを回すことに真価があります。

    要件③:継続的な関係構築

    サービス品質が均一化され、顧客の声が改善に活かされている状態になって初めて、関係構築の施策が生きてきます。この順序を無視して、最初から関係構築だけに力を入れても、品質への不満が積み重なれば関係は続きません。

    継続的な関係構築とは、顧客との接点を意図的に設計し、「自分のことを覚えてくれている」「前回よりも良くなっている」という実感を積み重ねることです。パーソナライズされたコミュニケーション、来店前後のタイムリーな情報提供、感謝を伝えるタイミングの設計。これらを体系的に実装することで、顧客との絆が深まります。

    実装パターン別ガイド:事業規模・業態別の展開方法

    顧客ロイヤルティ向上プログラムの実装方法は、事業規模と業態によって異なります。大企業向けの高額SaaSをそのまま中堅中小企業に導入しても、使いこなせず形骸化します。自社の状況に合った実装パターンを選ぶことが完走の条件です。

    小規模・単店舗事業者向け:まず「声を集める」仕組みから

    スタッフが数名から十名程度の単店舗事業者は、まず顧客の声を収集する仕組みを作ることから始めるのが現実的です。難しいシステムは不要です。来店直後に短い質問を一つ投げかけ、回答を記録するだけでも、週次で振り返ることで気づきが生まれます。

    重要なのは、収集した声を週一回のミーティングで必ず確認し、何か一つでも行動につなげる習慣を作ることです。「先週のアンケートで〇〇というご意見をいただき、今週からこう変えました」という報告を繰り返すことで、スタッフ全員が顧客の声との対話を体得していきます。

    中堅企業・複数店舗向け:CX-EXの統合可視化

    複数店舗を持つ中堅企業では、店舗間のばらつきを検知し、比較・改善するための仕組みが必要です。「あの店舗はNPSが高いが、なぜか」を分析し、他店舗に横展開できる状態が理想です。このフェーズでは、顧客満足度(CX)と従業員満足度(EX)を同一プラットフォームで可視化することが、改善速度を大幅に上げます。

    CXのスコアが低い店舗のEXスコアを確認すると、方針の曖昧さやロール不明確に起因する心理的リソースの枯渇が見えてくることがあります。原因が顧客側にあるのかスタッフ側にあるのかを正確に切り分けることで、的確な施策を打てるようになります。

    SaaS型・サービス業向け:NPSを軸にしたデータドリブン改善

    SaaS事業やサブスクリプション型ビジネスでは、チャーン(解約)を予測し、事前に介入することがロイヤルティ維持の鍵です。NPSスコアの推移を定期的にモニタリングし、スコアが下がったセグメントに対して早期にアクションを取る仕組みを作ります。

    定期的なNPS計測を実施し、批判者(スコア0〜6)に対しては個別フォローアップを行い、推奨者(スコア9〜10)にはコミュニティへの参加や事例紹介を提案するなど、セグメント別のアプローチを設計します。データを見ながら改善を繰り返すPDCAサイクルを回すことが、このタイプの事業では特に重要です。

    よくある失敗パターンと回避方法

    顧客ロイヤルティ向上プログラムを導入する企業が陥りやすい失敗には、パターンがあります。あらかじめ知っておくことで、同じ轍を踏まずに済みます。ここでは代表的な四つのパターンと、その回避方法をお伝えします。

    失敗パターン①:「調査して終わり」になる

    最も多い失敗が、顧客アンケートやNPS計測を実施したものの、結果を眺めるだけで改善アクションに結びつかないパターンです。「スコアが上がった・下がった」の確認で満足してしまい、なぜそうなったか、何を変えるべきかの議論に至らない。

    回避するためには、調査設計の時点で「この結果をもとに誰が何を決定するか」を明確にしておくことです。調査結果の確認者・判断者・実行者を事前に定め、結果が出たら1週間以内に次のアクションを決定するプロセスを仕組みとして設計します。調査は改善サイクルのインプットに過ぎないという認識を組織全体で持つことが重要です。

    失敗パターン②:施策の順序が逆になる

    サービス品質にばらつきがある状態のまま、ポイントプログラムやリマインドメールなどの関係構築施策を先に始めてしまうケースです。品質への不満がある顧客にコミュニケーションを増やしても、「また来てほしいのはわかるが、前回の体験が良くなかった」という感情を強化するだけになります。

    施策の優先順序は明確です。まずサービス品質の均一化を完走させてから、顧客との関係構築に投資する。この順番を守るだけで、プログラムの効果は大きく変わります。

    失敗パターン③:スタッフの理解と納得がない

    経営層や管理職が顧客ロイヤルティ向上プログラムを設計しても、現場のスタッフがその意図を理解していなければ実行は空振りになります。「また新しい施策が始まった」という受け身の姿勢では、プログラムは機能しません。

    スタッフが「なぜこれをやるのか」「自分にどんな良いことがあるのか」を実感できる状態を作ることが先決です。スタッフのEXを改善し、心理的リソースが回復した状態で施策を浸透させると、現場からの自発的な改善提案が生まれるようになります。これが最も楽しい変化です。

    失敗パターン④:KPI設定が表面的すぎる

    「満足度スコア〇点以上を目標にする」という設定は、表面的なKPIに留まっています。スコアはあくまで結果の指標であり、スコアを上げること自体を目的にすると、本質的な改善ではなく、アンケートの設問設計や回答者の選定を操作する方向に向かいがちです。

    設定すべきKPIは、行動変化を示す指標です。2回目来店率(FRS™)、推奨者比率の変化、推奨経由の新規顧客数。

    これらは実際の行動を測っているため、スコアの操作では改善できません。真の改善が数字に現れるKPI設計が、プログラムの誠実な評価基準になります。

    次のステップ:仕組みを回す際のKPI設定と測定方法

    顧客ロイヤルティ向上プログラムを「仕組み」として回すためには、測定と改善のサイクルを設計する必要があります。KPIは設定するだけでなく、定期的に確認し、結果から学んで次の行動を決める。このPDCAを完走させることが、プログラムを継続させる力になります。

    設定すべき3層のKPI

    ロイヤルティ改善を測るKPIは三つの層で設計します。第一層は「結果指標」で、NPS・FRS™(2回目来店率)・継続率などです。

    これらは施策の成果を示しますが、結果が出るまでに時間がかかります。第二層は「プロセス指標」で、フォローアップメールの開封率・スタッフ研修の完了率・アンケート回答率など、施策の実行状況を示す数値です。

    第三層は「先行指標」で、スタッフのEXスコアや心理的安全性の指標がここに入ります。これは顧客体験の品質を予測する先行シグナルとして活用します。三層を同時にモニタリングすることで、結果が出る前の段階で軌道修正ができます。

    測定の頻度と報告体制の設計

    NPS・FRS™は月次での計測が基本です。ただし、小規模事業者は四半期に一度から始めても構いません。

    重要なのは、測定結果を「見る人」と「動く人」を明確に分けることです。データを見るだけの会議と、データから行動を決める会議は別物です。

    毎月の定例会議では「先月比でスコアがどう動いたか」「最も優先すべき改善点は何か」「今月実施する具体的なアクションは何か」の三点を必ず議論します。この三点を毎月繰り返すだけで、改善のスピードは驚くほど変わります。議論が形式的にならないよう、担当者を明確に決め、次の計測までに変化を確認する習慣を作ります。

    FRS™(ファーストリピートスコア)を核心指標に置く理由

    弊社が提唱するFRS™は、「初回来店した顧客が2回目来店に至る比率」を業種別に測定する独自指標です。NPSが「将来的な推奨意向」を聞くのに対し、FRS™は「実際の行動」を測ります。意向と行動の間にあるギャップこそが、ロイヤルティの本質的な課題が潜む場所です。

    2回目来店は顧客が「意図的にまた来た」という能動的な選択を示します。この行動が起きるかどうかは、初回体験の質と、来店後のフォローの質で決まります。FRS™を主要KPIに置くことで、「スコアが良くても来ない」という矛盾を正確に捉え、改善の的を絞ることができます。

    株式会社トータルエンゲージメントグループによる解決アプローチ

    ここまで解説してきた顧客ロイヤルティ向上プログラムの設計・実装・測定のサイクルを、御社の組織に合った形で伴走しながら構築していきたい。それが株式会社トータルエンゲージメントグループの姿勢です。

    弊社が提供するのは、CX(顧客体験)とEX(従業員体験)を同一プラットフォームで可視化するYourVoice NEXT、12週間のPDCA伴走型ワークショップFactBase Workshop、そして業種別2回目来店率を測る独自指標FRS™です。「調査して終わり」にならない実装の型を持つことが、他社との最大の違いです。

    NPS専門のデータドリブン改善SaaSとして、顧客満足度の定量化から継続的な改善サイクルの構築まで、御社の規模と業態に合った形で一つひとつ丁寧に実装を進めます。弊社の強みは、理論の提供ではなく、12週間のプロセスを完走させる伴走の実力にあります。

    まずは現状のNPS・FRS™の診断から始めることをお勧めします。弊社の資料をダウンロードいただくか、お問い合わせフォームよりご連絡ください。

    NPS診断資料を無料ダウンロード

    まとめ:顧客ロイヤルティ向上プログラムを仕組みとして完走させるために

    顧客ロイヤルティの向上は、ポイント制度やキャンペーンだけで実現できるものではありません。サービス品質の均一化を最優先にし、顧客の声を実装の型に変え、継続的な関係構築へとつなぐ三段階のプロセスを丁寧に完走することが本質です。

    スコアを上げることを目的にするのではなく、顧客が「また来たい」「紹介したい」と感じられる体験を設計し続けること。その積み重ねが、離れない顧客を生み出す仕組みになります。

    そしてその仕組みは、スタッフのEXが健全に保たれて初めて機能します。CXとEXを一体として捉えることが、2026年の今、最も重要な経営的視点です。

    株式会社トータルエンゲージメントグループは、この仕組みづくりを御社と一緒に伴走しながら実装します。データドリブンな改善サイクルを自社の文化として根付かせたい方は、ぜひご相談ください。

    実践チェックリスト

    • サービス品質のばらつきを検知する計測の仕組みがある
    • 顧客アンケートの結果が1週間以内にアクションに変換されている
    • NPS・FRS™などの行動指標を月次でモニタリングしている
    • スタッフのEXスコアをCXスコアと同時に確認している
    • 2回目来店率(FRS™)を主要KPIとして設定している
    • PDCAサイクルの担当者・タイミング・議題が明確に定義されている
    • 推奨者(NPS 9〜10)への接点設計が施策に組み込まれている

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    よくある質問

    Q. 顧客ロイヤルティ向上プログラムと顧客満足度調査はどう違うのですか?
    A. 顧客満足度調査は「過去の体験がどうだったか」を測るものです。一方、顧客ロイヤルティ向上プログラムは「未来の行動(再来店・推奨)を促す仕組みを設計・実装・改善する継続的な取り組み」です。調査はプログラムを構成するインプットの一つに過ぎず、調査だけで終わることとプログラムとして運用することは、効果の点で大きく異なります。
    Q. NPSだけを測定していれば十分ですか?
    A. NPSは意向を測る優れた指標ですが、「推奨したい気持ち」と「実際に推奨する行動」の間にはギャップがあります。弊社では、実際の行動(2回目来店)を測るFRS™をNPSと組み合わせて活用することをお勧めしています。意向指標と行動指標の両方を持つことで、施策の効果を多角的に確認できます。
    Q. 従業員満足度(EX)が顧客ロイヤルティにどう影響するのですか?
    A. スタッフが心理的に消耗した状態は、表情・言葉・提案の質ににじみ出ます。接客品質のばらつきや、カウンセリングの雑さ、提案の浅さは、多くの場合スキル不足ではなく、心理的リソースの枯渇が原因です。EXが改善されると、スタッフが主体的に動くようになり、サービス品質が安定し、顧客体験が向上します。CXとEXは切り離して考えるべきものではありません。
    Q. 中小規模の事業者でも顧客ロイヤルティ向上プログラムを導入できますか?
    A. 導入できます。規模が小さいほど、シンプルな仕組みで大きな効果が生まれやすいという側面があります。まず「顧客の声を一つ集め、一つの行動に変える」ことから始め、それを週次・月次で繰り返す習慣を作ることが出発点です。大規模なシステムよりも、継続できるシンプルな仕組みを持つことが、中小規模事業者には有効です。
    Q. プログラムを導入してから効果が出るまでどれくらいかかりますか?
    A. 一般的に、サービス品質の均一化に着手してから顧客の行動変化(2回目来店率の改善)が数値として現れるまで、3〜6ヶ月程度かかる傾向があります。ただし、スタッフのEX改善や顧客からのフィードバック活用を始めると、早い段階で現場の雰囲気が変わる実感が得られます。弊社のFactBase Workshopでは12週間を一つの完走単位として設計しており、その期間中に測定可能な変化を目指します。

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    池田 順一
    代表取締役池田 順一

    経営は最高の自己成長の場——この信念のもと、30年間走り続けてきました。
    IT・マーケティング・CX-EXの三層を一人でつなぎ、2社の事業売却を完走。現在は株式会社トータル・エンゲージメントグループのCEOとしてIPO準備を進めながら、経営者の伴走も続けています。「リーダーシップ」と「マネジメント」を体得すれば、経営は驚くほど楽しいものになる。その実感を、あなたにも届けたい。

    Career Timeline
    1994:(株)ガリレオゼスト 設立 ITマーケティングの世界へ
    2000:(株)PIM を Yahoo! Japan へ売却 1社目のイグジット完走
    2006:(株)ガリレオゼスト をセプテーニへ売却 2社目のイグジット完走
    2010:(株)シンクー 設立 CX-EXコンサルタントとして独立
    現在:株式会社トータル・エンゲージメントグループ CEO IPO準備中・経営者伴走メンタリング継続

    SHAR

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