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    2018.10.03 コラム
    長続きの秘訣をX JAPANから学ぶ。

    トータルエンゲージメントの池田です。今日はアーティストの活動から長続きの秘訣を考えてみたいと思います。
    多くのアーティストがファン目線で活動するようになってきました。最近もX JAPANや金爆・鬼龍院翔のニュースが話題になりました。

    強行突破!X JAPANが台風に負けず無観客ライブ敢行、緊急生中継も決定

    金爆・鬼龍院翔に「一発屋で終わらなかった理由」を聞いたら、ファン目線に圧倒された

    X JAPANは台風の影響でもファンの為に、無観客ライブを決行します。ステージの様子を配信することで、ファンを喜ばすことを選択したのです。ファンとのタッチポイントを作り、しっかりと自分たちの価値を高める彼らの姿勢は素晴らしいと思いました昔は、 いい曲を作ればよかったのです。事務所やプロダクションのマーケティングでヒットすることが多かったと思います。メディアの力を頼れば、そこそこのヒットを生み出せたのです。大学の頃レコード店で、指定されたアーティストのCDを一枚買ってくると、CD代とバイト代として500円もらったことがあります。 そのアーティストは有線やTV番組でも露出が始まり、その年の新人賞を獲りました。

    今、そんなやらせをしても、長続きはしないと思います。自分たちが何をファン(顧客)に提供しているのか?ファンは自分たちに何を期待しているのか?を理解しなければ、最終的にファンを裏切ってしまいます。ファンを喜ばす為に努力を続けるから、ファンから支持され、活動を継続できるのです。ファンを喜ばせることを諦めないから、X JAPANは時代を作れたのだと思います。 ここで京都の老舗メーカーの社長のアドバイスを思い出しました。

    「伝統にあぐらをかくのではなく、今のお客様に支持をいただくように、期待を常に超える努力をすることが暖簾を守る」

    長く続ける為には、顧客との関係がとても大切になります。アーティストも老舗と同じですね!ファンの支持をもらうためには、絶えず自分たちの価値を高めなければなりません。

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