2023.10.11
調査
「大アンケート時代」の到来
アンケートの力とGoogleを超えた重要性
アンケートという行為は、情報収集と洞察の源であり、Googleや他の情報検索エンジンが提供できない独自の価値を持っています。Googleはインターネット上の情報を検索する優れたツールですが、アンケートは特定の目的に合わせて、ターゲットユーザーから直接意見やフィードバックを収集し、企業にとって最も重要な情報を提供します。これは、本人が意識していないようなことも、アンケートで人から聞かれることによって、答えを考えます。このことは、検索のように自らが意識して動く行為ではないため、通常は表層化していません。このことを丁寧に紡ぐことによって、アンケートは非常にパワフルな情報収集と洞察の源になります。しかし、アンケートをお願いするということを、機械的に行う場合と、人が親しみを込めてお願いする際の回収率は全く違います。
この重要性について考えながら、アンケート利用のリスクについても論じてみましょう。
アンケートの力
最近では会計時にもらうレシートに、色々なものが印字できるようになりました。よく見るとアンケート依頼であることもよく見かけます。しかし、私はこれは誰が答えるのか不思議でなりません。非常にもったいない活動です。
アンケートを依頼するということは顧客との関係作りの中で、非常に少ない企業側から顧客にお願いする活動になります。これを積極的な顧客体験価値を上げる機会に使わない手はありません。
アンケートは、企業が顧客と従業員から直接意見を収集できる貴重な手段です。顧客の要望や不満、従業員の意見やニーズを正確に把握することは、戦略の改善と競争力の向上につながります。Googleは広範な情報を提供しますが、アンケートは特定の課題に焦点を当て、カスタマイズされたデータを提供する唯一の手段です。
データの活用
アンケートデータを収集したら、それを効果的に活用することが成功の鍵です。データを見える化し、深い洞察を得ることで、戦略を改善し、顧客体験や従業員満足度を向上させる方法を特定できます。データ駆動のアプローチは、競争優位性を築くために欠かせません。しかし、このプロセスには高度なデータ分析技術や戦略的洞察が必要です。
また、アンケート結果の分析に時間をかけることも必要ですが、リアルタイムに現場にフィードバックすることも、スタッフのモチベーションにも大きく影響します。眼の前のお客さまの反応を気にならない方は仕事をしている人としては失格でしょう。そのためにも企業が、顧客からの評価として、早いフィードバック出来る環境を作ることが必要です。
アンケート利用のリスク
アンケート利用にはいくつかのリスクが存在します。誤った質問やサンプリングのバイアスがデータの信頼性に影響を与える可能性があります。また、プライバシーとデータセキュリティの問題も重要です。データの収集と保管は法的規制に従う必要があり、顧客や従業員からの信頼を損なうことは避けなければなりません。これらのリスクを最小限に抑えるために、専門家のサポートと適切なガイダンスが不可欠です。
株式会社トータル・エンゲージメント・グループへの問合せ
「大アンケート時代」を活用してビジネスを強化し、成長を実現するためには、株式会社トータル・エンゲージメント・グループの専門知識とサポートが役立ちます。我々はCX-EXデータ活用のリーディングカンパニーであり、アンケートからデータの活用まで、包括的なサービスを提供しています。どのようにしてデータを収集し、活用するかについてのお手伝いをするために、お気軽にお問い合わせください。お客様のビジョンを実現するお手伝いをさせていただきます。
顧客体験(CX)、NPSに
関するご相談
トータルエンゲージメントグループでは、これまで延べ100社以上15,000店舗以上のアパレル・小売流通・飲食宿泊から金融、行政などB2C事業からSaaSやメーカーのようなB2B事業など、様々な業種での支援実績がございます。
CXにおける改善をツール提供だけでなく、全体の戦略をもとに策定・実施まで一気通貫でサポートいたします。まずは無料相談からお気軽にお問い合わせください!
メルマガ登録
Total Engagement Groupの最新ニュースや、CX・NPSの最新トレンドを
メールマガジンにて配信しております。ご登録はこちらから!
人気記事
カテゴリー