2019.06.30
エンゲージメント
従業員のネットワークとSNSを活用すべき35の理由
本日は、マーケティングからエンターテイメントまで、幅広く情報発信をしているビジネスコミュニティサイト「BUSINESS 2 COMMUNITY」の記事で見つけた、従業員のネットワークとSNSをビジネスに活用すべきだと思わせる理由を、35の調査結果を用いてご紹介します。ぜひ最後までご覧ください。
目次
【一般編】企業・ブランドが従業員のネットワークとSNSを活用すべき理由
1. 77%の人が「CEOがSNSでアクティブな企業・ブランドの方が、購入したいと思う」と回答
2. 55%の人がSNSでアクティブなCEOを「コミュニケーション能力が高いと思う」と回答、38%の人がSNSで非アクティブなCEOを「コミュニケーション能力が高いと思う」と
3. SNSを通して得た見込み客や潜在需要は、その他の手段で得たものの7倍コンバージョン率がアップする
4. 会社でのSNSの使用を禁止していた米企業の率は2010年が50%だったものの、1年ごとにその率が10%ずつ減っている(生産性が上がる、ネットワークが広がる、などの利点に企業が気づいてきているため)
【営業編】企業・ブランドがSNSを活用すべき理由
5. 営業ツールとしてSNSを使用している営業担当が、そうでない担当者より多く売る確率は78%高くなる
6. 営業ツールとしてSNSを使用している営業担当が、そうでない担当者よりノルマを達成する確率は23%高くなる
7. 営業ツールとしてSNSを使用している営業担当の10.8%が、「SNSを使って過去1年に5件以上の商談を成立させた」と回答
8. 営業ツールとしてSNSを使用している営業担当の54%が、「SNSを使って過去1年に最低1件の商談を成立させた」と回答
9. 営業ツールとしてSNSを使っていない営業担当より、使用している担当のノルマの達成率は23%高まる
10. 営業ツールとしてSNSを使用している営業担当のノルマ達成率は46%、そうでない営業担当の達成率は38%
11. 営業ツールとしてSNSを使用している営業チームのノルマ達成率は64%、そうでない営業チームの達成率は49%
12. 80%の人が「SNSでの存在感が大きければ大きいほど、自社の営業力も高まる」と考えている
13. 2/3の企業が「営業部門におけるSNS戦略がない」と回答
14. 93%の営業幹部が「ソーシャル営業に関する研修を受けたことがない」と回答
15. 53%の営業担当が「ソーシャル営業を成功させるための知識を得たい」と回答
16. 営業に関わる96%の人が週に最低一度はLinkedInを使い、こういったビジネス特化型SNSで平均6時間を費やしている
17. 営業ツールとしてSNSを使用している営業担当の50.1%が自分の時間の5~10%をSNSに費やしている
18. 営業に関わる21.7%の人が「ソーシャル営業を行っていない」と回答、内18.9%の人が効果が見えないからと回答、他45%はソーシャル営業の方法が分からないと回答
19. 77%の購買担当が「企業・ブランドの営業担当と話をするのは、自社で事前に独自調査をした後だ」と回答
20. 36%の購買担当が「企業・ブランドの営業担当と話をするのは、提携希望先企業・ブランドリストができた後だ」と回答
21. 84%の購買担当が「購入決定のきっかけとなるものは、推薦や紹介だ」と回答
22. 推薦や紹介の内容がポジティブであればあるほど、セールスの成功率が2~4倍高まる
【マーケティング編】企業・ブランドが従業員のネットワークとSNSを活用すべき理由
23. アポ取り電話が成功する確率は2.5%
24. 57%の購買担当が「企業・ブランドの営業担当と実際に話をする前に購入決定の意思を固める」と回答
25. 92%の購買担当が「面識のない人からのメールや留守番電話は削除する」と回答
26. 企業・ブランドのSNSでCEOがコンテンツ提供するよりも、従業員がコンテンツ提供した方がエンゲージメント率が8倍高くなる
27. 従業員の推薦や紹介は、CEOの推薦や紹介よりも2倍信憑性が高くなる
28. 従業員のSNSでのつながりは、企業・ブランドのそれより10倍広い
29. 「知り合いから勧められた製品・サービスを信頼する」と答えた企業・ブランドの購買担当の割合は33%、一般消費者の割合は90%
30. 企業・ブランドの公式SNSアカウント経由よりも、従業員個人のアカウント経由で発信されたブランドメッセージの方が、リーチ率が561%高くなる
31. 企業・ブランドの公式SNSアカウント経由よりも、従業員個人のアカウント経由で発信されたブランドメッセージの方が、シェアされる回数が24回以上増える
32. 98%の従業員がプライベートで最低一つSNSを使用していると回答し、内50%が自社に関する投稿をしていると回答
【人事編】企業・ブランドが従業員のネットワークとSNSを活用すべき理由
33. 67%の雇用主と採用担当が「推薦や紹介で行った採用は、そうでない採用に比べて51%程度時間が短縮でき、経費の削減もつながった」と回答
34. 推薦や紹介で採用された47%の人がより仕事にやりがいを感じ、より長い期間その企業で勤務した
35. SNSに積極的な企業・ブランドでは……
・57%の従業員がSNSを利用して売上に貢献する
・20%の従業員がより長い期間その企業で勤務する
・27%の従業員がよりその企業の明るい未来を描くことができる
・40%の従業員がよりその企業の競争力の高さを信じることができる
・にも関わらず、ほとんどの企業・ブランドでは従業員の74%のエンゲージメントが低いことが分かっている(ので、まず従業員のエンゲージメントを高めることが重要)
これらの統計が私たちに教えてくれること、それは従業員が企業・ブランドの“推奨者”(会社の広告塔)となることの大切さとその効果です。「私の会社って最高!」と声を大にして言ってくれる推奨者を作るために重要なのが、「共感」と「愛着」です。なぜかと言えば、従業員が会社に対して愛着を感じるともに、将来像や価値観に共感することで、モチベーションと生産性が高くなり、会社から求められる以上の仕事をしようと努力し、会社の存続や成長に積極的に関わっていこうとする行動を起こすからです。
まずは自分の会社に推奨者と呼べる従業員がどれだけいるのか、調べてみてはいかがでしょうか? 推奨者の計測には、Net Promoter Score® (NPS®) が最適です。アップル、アマゾン、フェイスブックなど、全米売上上位500社のうち35%の企業が採用しているNPS®。もともと「自社の商品やサービスを周りにすすめる可能性はどれくらいあるか」という顧客ロイヤリティを測るために開発されたものですが、非常にシンプルで分かりやすい指標のため、最近では従業員のロイヤリティを見るために活用している企業も増えています。
従業員がただ満足しているだけではなく、友人や家族に「うちの会社って最高!」と思わず言いたくなってしまう企業になることを目指したいですね!
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