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    2015.02.27 従業員エンゲージメント
    従業員が幸せな会社は成長する! 従業員の幸福度を調べるために、NPS(ネットプロモータースコア)を使ってみませんか?

    エンゲージメント・フォーラムではこれまで、幸福度の高い従業員というのは、生産性やエンゲージメントが高く、会社から求められる以上の仕事をしようと努力をする、会社にとってなくてはならない人材であることを何度かお伝えしてきました。でも残念なことに、従業員の幸福度と成果が密接にリンクしていることを認識しているマネジメント層というのはまだまだ少ないのが現実です。「幸福度」というものが、ニューエイジやスピリチュアル、精神世界のような話に聞こえて、ビジネス世界とはまた違う次元にあると思う人が多いのも一因かもしれません。

     

    でも昨今、「幸福学」という研究分野が確立され、「人々が生きがいを感じ、幸せに生きるためにはどうすればよいのか」と幸せのメカニズムを科学的に研究する動きが活発化しています。直近の研究では2014年、イギリスの経済学のスペシャリストが、幸せな人の生産性はそうでない人よりも12%高くなるという研究結果を発表しました。

    従業員の幸福度を高めるためにマネジメント層ができること

    前述の通り幸せな従業員の生産性やエンゲージメントは高くなるため、サービス改善や新商品開発提案の増加や、全体的なサービス品質向上、離職率の低下につながり、結果売上・利益の拡大や持続的成長を遂げることができます。でも彼らの幸福度を高めるために一体自分に何ができるのだろう? そう思った方はまず彼らを気にかけるところはじめてみませんか?

    アメリカのシカゴ郊外にあるウェスタン・エレクトリック社のホーソン工場で、労働者の作業の効率を向上目指すための調査から発見された現象に「ホーソン効果」というものがあります。これは、人は気にかけてもらうことで自然とモチベーションが上がり、結果生産性もアップするというもの。その現象にならい、自分の部下のことをいつも気にかけている、彼らの成長が楽しみだ、という気持ちを日々示してみましょう。そして従業員の幸福度を調べ、彼らにとって大切なことは何かを探り、より踏み込んで効果的に幸福度を高めるために効果的なアプローチを実践していきましょう。

    従業員の幸福度が調べられるNPS(ネットプロモータースコア®)

    NPS(ネットプロモータースコア®)とは、自社の商品やサービスを周りにすすめる可能性はどれくらいあるかという質問に対し、0~10の間で答えてもらい、その数値によって0~10のスコアで「推奨者」「中立者」「批判者」の3つのグループにわけて把握するものです。(下記図参照)アップル、アマゾン、ナイキ、アメリカン・エキスプレス、フェイスブック、サウスウエスト航空などをはじめ、全米売上上位500社(フォーチュン500)のうち35%の企業が採用し、さらに5%の企業では経営の根幹として取り入れていると言われています。近年では日本でもこの指標を検討したり、取り入れる企業が増えてきました。

    NPS(ネットプロモータースコア?)

    NPSは本来顧客ロイヤリティを測るために開発されたものですが、非常にシンプルで分かりやすい指標のため、最近では従業員ロイヤリティを測るために活用している企業も増えています。おすすめなのは、年に1~2度定点観測を行い、より従業員の幸福度と推奨度が増幅するようなNPSの活用です。NPSについてさらに詳しく知りたい方は、下記無料ebookをぜひご覧ください。

    従業員の幸福度を高める前に、自分の幸福度を高めよう!

    自分の幸福度を高める努力ができなければ、従業員の幸福度を高めることはなかなか難しいですよね。そこで、幸福学やポジティブ心理学のスペシャリストが推奨する、幸福度を高めるために簡単にできることを3つご紹介いたしますので、ぜひ普段から心がけてみてくださいね。

    運動する
    医学、ライフサイエンス等の分野において世界的に有名なアメリカのデューク大学で行われた研究によると、運動は気分を高めるのに最適だということが分かっています。また、定期的に運動をすることで、達成感が生まれ、前述の前向きになれるエンドルフィンも分泌され、自己イメージも高まるそうです。

    笑う/瞑想する
    アメリカのミシガン大学とマサチューセッツ総合病院の研究によると、笑う/瞑想することで、「幸せホルモン」と呼ばれるセロトニンと、前向きな気持ちになれるエンドルフィンというホルモンが分泌されることが分かっています。ネガティブな感情による気持ちのざわつきは、ストレス物質のコルチゾールとノルアドレナリンが分泌されるということも分かっているので、どんなに忙しくても静かに精神統一をする時間を設けたり、笑うことを意識するのが大切です。

    感謝の気持ちを表現する
    ポジティブ心理学の中心的研究者であるロバート・エモンズ博士の研究では、週に一度、その週に感じた感謝したいことを5つ書き出すということを続けるだけで、幸福度が高まるということが分かっています。また、ポジティブ心理学の生みの親であるマーティン・セリグマン氏の研究では、自分の人生に影響を与えてくれた人に”感謝の手紙”を書く習慣をつけることで、より幸福度が増し、気分の落ち込みなども感じにくくなることが分かっています。生きていれば嫌なこともたくさんありますが、感謝の気持ちを表現することを習慣化することで、いいこともたくさんあるんだよ、という気づきに幸せを感じるのではないでしょうか。

    SHAR

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