2025.06.15
体験価値
「アンケート」から「フィードバック」へ。 〜TEGが今、言葉を変える理由〜

「アンケートにご協力ください」
私たちは日常的にこの言葉を耳にします。しかし、その“アンケート”という言葉に、無意識のうちに「義務」「手間」「面倒」といったネガティブな印象を抱いている人は少なくありません。
私達は、CX-EXの専門会社として、数多くの企業の体験価値を可視化し、改善の支援をしてきました。数千件におよぶ調査設計・分析の現場で、私はずっと違和感を持っておりました。
それは、「アンケート」という言葉そのものが、体験価値の本質からズレている、のではないかと言うことです。
だからこそ、私たちはあえて、こう宣言します。
アンケート、やめます。これからは「フィードバック」です。
アンケートは「企業が聞くもの」だった
アンケートとは、本来「聞く側(=企業)」が主体のもの。
- この質問に答えてください
- 回答率を上げたい
- 点数で測りたい
つまり、企業視点の道具だったのです。
だからこそ、回答する側の顧客・従業員から見れば「答えさせられている感覚」が残るのも当然でした。
しかし、時代は変わりました。
顧客も従業員も、ただ評価される存在ではなく、企業と一緒につくる“仲間”であるべきです。
フィードバックは「相手に渡すもの」
それに対して、「フィードバック」という言葉には“循環”の意味が含まれています。
- 自分の声が相手に届く
- 反応がある
- 改善につながる
これは単なる情報提供ではなく、「共創の第一歩」としてのコミュニケーションです。
実際、私たちが手がけたリレーション調査やイベント後のEX調査では、
「アンケート」ではなく「あなたの声をフィードバックとして聞かせてください」と伝えることで、回答率・コメント量ともに大きく改善しました。
言葉が変わると、文化が変わる
人は、言葉で世界を認識します。言葉が変わると、意識が変わり、行動が変わり、文化が変わります。
「アンケート」という言葉には限界があります。
しかし「フィードバック」という言葉には、未来があります。
- あなたの声を届けてください
- あなたの体験が、次の改善を生みます
- あなたのフィードバックが、組織を動かします
そう伝えることこそが、私たちTEGのミッションである「体験価値の循環をつくる」ことに他なりません。
TEGは、体験価値の入口を「フィードバック」に変えていきます
これから、私たちが提供する調査・ヒアリング・EX/CXサーベイは、すべて「フィードバック」という言葉で設計していきます。
- アンケートではなく、「対話型フィードバック」へ
- 計測ではなく、「意味のある声の共有」へ
- 点数ではなく、「改善のヒント」へ
私たちTEGは、体験価値経営の実現に向けて、まずはこの“言葉”から変えていきます。
あなたの会社の調査も、「アンケート」から「フィードバック」へ。
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トータルエンゲージメントグループでは、これまで延べ100社以上15,000店舗以上のアパレル・小売流通・飲食宿泊から金融、行政などB2C事業からSaaSやメーカーのようなB2B事業など、様々な業種での支援実績がございます。
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