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    2026.07.14 顧客体験顧客満足度
    顧客満足度を一目で把握する!ダッシュボード構築のステップと活用法

    複数のサービスを比較しながら、顧客満足度データの活用方法を深く検討されている方に向けて、この記事を書いています。「データは集まっているのに、意思決定に活かせていない」という声を、驚くほど多くの経営者から実感として聞いてきました。

    アンケートを実施し、NPSスコアを算出し、レポートを作る。ところが今は違います——そのデータが部門ごとにサイロ化し、全体像が見えないまま改善施策が止まっている、というのが多くの組織の実態です。

    顧客満足度の可視化で本当に必要なのは、データを「集める仕組み」だけではありません。CXとEXのデータを一元的に俯瞰し、改善サイクルを組織全体で完走させる体制こそが、本質的な解決策です。この記事では、ダッシュボード構築のステップから部門横断の管理体制まで、弊社が伴走してきた知見をもとに具体的にお伝えします。

    こんな方にオススメ

    • 顧客満足度データが部門ごとに分散していて、全体俯瞰できていないCX責任者
    • NPSスコアを計測しているが、改善施策に結びついていないと感じている経営者
    • ダッシュボード導入を検討しているが、何から始めれば良いか迷っているマネージャー

    この記事を読むと···

    • 顧客満足度ダッシュボードの構築ステップと、各フェーズで押さえるべきポイントが分かる
    • 部門横断でCXデータを一元管理するための体制設計の方法が体得できる
    • データを改善アクションにつなぎ、PDCAを完走させる実装の型が分かる

    目次

    顧客満足度ダッシュボードとは何か——全体俯瞰を実現する仕組みの本質

    顧客満足度ダッシュボードとは何か——全体俯瞰を実現する仕組みの本質 顧客満足度ダ ッシュ… NPSスコア リピート率 従業員エンゲ ー… 意思決定イン フラ 見える化 PDCA実装

    顧客満足度のダッシュボードとは、NPSスコア・リピート率・従業員エンゲージメント指標などを一画面で俯瞰できる管理基盤のことです。単なるグラフの集合体ではなく、「誰が・いつ・どの数値を見て・何を判断するか」を設計した意思決定のインフラということです。

    なぜ「見える化だけ」では改善が止まるのか

    従業員の声を集めるだけでは改善しません。消耗要因を判断基準・教育・称賛・PDCAに変える「実装の型」がなければ、調査は消耗を認識させるだけで終わるということです。これは30年間、現場で伴走してきた中で体得した確信です。

    多くの組織でダッシュボード導入後に起きることがあります。数字は出るようになった。

    グラフも美しい。ところが今は違います——3ヶ月後に誰も見ていない、という状況です。

    その原因は、Layer 3(改善アクション層)が設計されていないことにあります。データの可視化はゴールではなく、改善サイクルのスタート地点です。

    アンケートデータが「行動の変化」につながる仕組みを最初から組み込むことが、本質的な構築のポイントになります。

    部門横断の俯瞰が必要な理由——サイロが生む意思決定の遅延コスト

    CXデータとEXデータが別々のツールに蓄積されている組織では、改善の意思決定に驚くほど時間がかかります。顧客満足度が下がっているという報告がCS部門から上がったとき、その原因が現場スタッフの心理的リソース枯渇にあるとしても、EXデータが人事部門のシステムにしか存在しない場合、原因分析だけで数週間を要することがあります。

    接客品質のばらつきやリピート低下は、顧客対応スキル不足ではなく、スタッフの心理的リソース枯渇が表面化した結果であるケースが多くあります。「スタッフの表情が硬い→カウンセリングが雑→提案が浅い→指名が増えない→顧客が黙って離脱」という因果チェーンは、CXとEXを同一ダッシュボードで俯瞰しなければ見えてきません。部門横断での一元管理は、この見えない因果を「見える化」する最初の一手です。

    ダッシュボードが有効に機能する組織の条件

    ダッシュボードが有効に機能するのは、データを見る人・判断する人・動く人の役割が明確になっている組織です。役割が曖昧なまま導入しても、現場の「違和感」は個人の能力差ではなく、組織システムの不具合(曖昧な方針・矛盾した指示・不明確な役割)が個人の心理リソースを無駄に消耗させる、という問題が生じます。

    有効に機能する条件として、少なくとも次の3点が整っている必要があります。第一に、誰がどのデータを見て何を判断するかの意思決定マップが存在すること。

    第二に、スコアの変化に対するアラートと初動対応の手順が定義されていること。第三に、月次以上の頻度でデータレビューを行う定例の場が設けられていることです。

    この3点がつながることで、データは初めて改善アクションの「つなぎ」として機能します。

    ダッシュボード構築の3つのアプローチ——選択肢の全体像と落とし穴

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    ダッシュボード構築の3つのアプローチ——選択肢の全体像と落とし穴 1 Excel改造型 2 既存ツール改造 3 初期投資抑制 4 運用コスト課題 5 データ鮮度問題

    顧客満足度ダッシュボードを構築するアプローチは、大きく3つに分類できます。それぞれに適した組織規模・課題・予算があります。比較検討フェーズにいる方にとって、選択肢を正直に整理することが最も重要だと考えています。

    アプローチ①:Excel・既存ツール改造型

    Excel・既存ツール改造型は、初期投資を抑えながら手軽に始められる選択肢です。ただし、運用コストとデータ鮮度の問題が慢性的に発生する傾向があります。月次レポートを手動で集計する工数は、担当者1名あたり月20〜40時間に達することも珍しくありません。

    この方式が機能するのは、店舗数が3〜5店舗程度で、データ収集と分析の担当者が明確に固定されている場合に限られます。規模が拡大するにつれ、データの更新遅れと部門間の情報格差が広がっていきます。顧客満足度の全体俯瞰という観点からは、スケールに耐えられない構造的な限界があるということです。

    アプローチ②:汎用BIツール活用型

    TableauやPower BIといった汎用BIツールは、データ可視化の自由度が高く、既存の基幹システムとの連携も実現しやすい選択肢です。一方で、CXとEXを統合的に分析するためのデータモデル設計には、相応の専門知識と構築工数が必要になります。

    汎用BIツールを選ぶ場合、最も注意すべきは「見える化」で満足してしまうリスクです。美しいダッシュボードが完成した後、それを誰がどの頻度で見て、何を判断するかという運用設計が後回しになるケースが多くあります。Layer 3(改善アクション層)の設計を、ツール選定と同時に行うことが成功の分岐点になります。

    アプローチ③:CX-EX統合専用プラットフォーム型

    CX(顧客体験)とEX(従業員体験)を同一プラットフォームで統合管理できる専用ツールは、改善サイクルの完走を最も確実に実現できる選択肢です。データ収集から可視化・アクション接続までを一気通貫で設計できるため、部門横断での運用体制が整いやすくなります。

    グローバルSaaS(Qualtricsなど)は大企業向けの機能と価格帯が中心であり、中堅中小企業には過剰なケースがあります。株式会社トータルエンゲージメントグループが提供するYourVoice NEXTは、中堅中小企業のリソースに合わせた設計で、NPS収集からCX-EX同時可視化までをカバーしています。導入コストと運用負荷のバランスを重視する企業に向いているアプローチということです。

    専用プラットフォーム型のメリット検討時の注意点
    • CX-EX統合分析が標準機能で可能
    • 改善アクションへの自動接続設計
    • 導入後の運用負荷が低い
    • PDCAの完走を仕組みとして担保
    • 初期導入コストが発生する
    • 既存システムとの連携確認が必要
    • 運用ルールの整備が前提条件

    顧客満足度ダッシュボードの構築ステップ——5段階で実現する全体俯瞰の仕組み

    顧客満足度ダッシュボードの構築ステップ——5段階で実現する全体俯瞰の仕… 1 KPI定義 2 意思決定マップ設計 3 ツール選定 4 運用設計 5 段階的実装

    ダッシュボード構築を成功させるには、ツールの選定より先に「誰のための・何を判断するための・どの頻度で更新する」ダッシュボードかを定義することが必要です。この設計を省略すると、どんなに高機能なツールを導入しても3ヶ月後には誰も見ていない、という結果になります。以下のステップは、弊社が伴走してきた事例から体得した実装の型です。

    STEP 1:KPI定義と意思決定マップの設計

    最初に定義するのは「何を測るか」ではなく「誰が何を見て何を判断するか」です。この順序が逆になると、全員が同じデータを見ているのに誰も動かない、という状況が生まれます。意思決定マップとは、KPIと担当者と判断権限を可視化した一覧表のことです。

    具体的には、経営者層が見るべき指標(NPS全体スコア・FRS™リピート率・EX満足度)、マネージャー層が見るべき指標(部門別スコア・担当者別NPS・月次推移)、現場スタッフが確認すべき指標(自分の担当顧客フィードバック・目標対比)に分けて設計します。役割ごとに見るデータを絞ることで、情報過多による判断停止を防ぐことができます。この設計を最初の1〜2週間で完了させることが、全体の構築期間を短縮するポイントになります。

    STEP 2:データソースの棚卸しと統合設計

    多くの組織では、顧客データ・アンケートデータ・購買データ・従業員サーベイデータが別々のシステムに分散しています。まず現状の棚卸しを行い、どのデータがどこにあり、どの頻度で更新され、誰が管理しているかを一覧化することが必要です。この作業なしにツールを選定しても、後から統合の難しさが発覚します。

    統合設計では、APIで自動連携できるデータと手動でインポートするデータを区別し、更新頻度のポリシーを定めます。リアルタイム性が必要なデータ(NPSアンケート回収・クレーム発生)と月次集計で十分なデータ(従業員満足度・リピート率)を分類することで、システム負荷とデータ鮮度のバランスを保てます。この設計は、後のアラート機能(STEP 4)の精度に直結します。

    STEP 3:ダッシュボード画面の構築と権限設定

    画面設計では、「1画面で完結する情報量」を意識することが重要です。1つのダッシュボード画面に表示する指標は5〜7個を上限とする設計が、実際の利用継続率を高めます。多すぎる指標は認知負荷を高め、結果として誰も定期的に確認しなくなります。

    権限設定は、情報の機密性と業務上の必要性から決定します。経営者は全社スコアを閲覧、部門マネージャーは自部門のみ閲覧、外部スタッフはアクセス不可、というポリシーを最初に定義します。

    YourVoice NEXTのような専用ツールは、この権限管理を標準機能として備えているため、設定工数を大幅に削減できます。画面が完成した後に運用ルールを周知する定例の場を設けることで、ダッシュボードが日常業務のつなぎとして機能し始めます。

    STEP 4:アラートと改善アクションの自動接続

    NPSスコアが閾値を下回ったとき、担当者に自動通知が届き、初動対応の手順が画面上に表示される——この仕組みが、ダッシュボードを「見るだけのツール」から「改善が走るインフラ」に変える最大のポイントです。アラートの閾値設定は、過去データの中央値を基準に設けることが一般的に有効とされています。

    改善アクションへの自動接続とは、スコアの変化をトリガーに特定の教育コンテンツを提示したり、マネージャーへのフォロー面談をカレンダー登録したりする仕組みを指します。データが「警告を出すだけ」で終わるか、「次のアクションを起動する」かの差が、PDCA完走率に直結します。

    業務量の削減では現場の疲弊は解決しません。迷い・不安・曖昧さという心理的な消耗が先に起きており、これが行動品質の低下を招くということです。

    アラートが「何をすれば良いか」を明確に示すことで、現場の心理的リソースを無駄に消耗させない設計になります。

    STEP 5:月次レビュー定例とPDCAサイクルの完走

    ダッシュボードを運用し続けるためには、月次のデータレビュー定例が不可欠です。経営会議の議題にNPSスコアと改善進捗を組み込み、データを見ることを組織の習慣にする設計が必要になります。定例がない組織では、ダッシュボードは導入後3ヶ月で形骸化する傾向があります。

    月次レビューで確認すべき項目は、スコアの前月比推移・改善施策の実施状況・次月の優先課題の3点です。この3点を30分の定例で確認するだけで、PDCAが継続的に回り始めます。

    弊社の12週間FactBase Workshopでは、このレビュー定例の設計と最初の3サイクルの完走を伴走してサポートしています。改善が「楽しい」と実感できる組織になるのは、このサイクルが定着したタイミングです。

    CXデータを一元管理する部門横断体制の設計——組織で完走させる仕組み

    ダッシュボードのツールが整っても、それを活用する体制が整っていなければ改善は動きません。CX改善の組織設計で最も見落とされているのは、部門間の「情報の橋渡し役」が存在しないという点です。データは部門の壁を越えられないまま、それぞれのサイロで眠り続けます。

    CXオーナーを設置する——部門横断管理の起点

    部門横断でCXデータを一元管理するためには、全社のCXデータに責任を持つ「CXオーナー」を明確に設置することが有効とされています。CXオーナーは、CS部門・人事部門・営業部門・店舗運営部門を横断してデータを収集・整理し、経営層への報告と現場へのフィードバックを担当します。

    CXオーナーに求められる役割は、単なるデータ管理者ではありません。現場の「違和感」を組織システムの不具合として解釈し、経営判断に翻訳できる人材が理想です。

    弊社が伴走してきた組織では、CXオーナーを設置したことで、部門間の情報共有スピードが劇的に改善した実感があります。週次の簡単な報告書一枚が、月次レビューの質を大きく変えます。

    権限と役割を明確化するOARR設計

    部門横断での運用を継続させるためには、Outcome(目的)・Authority(権限)・Role(役割)・Responsibility(責任)の4点を明文化することが有効です。一般的にOARRと呼ばれるこの設計フレームワークは、「誰が決めて誰が動くか」の曖昧さを排除します。

    現場の「違和感」は個人の能力差ではなく、組織システムの不具合——曖昧な方針・矛盾した指示・不明確な役割——が個人の心理リソースを無駄に消耗させている結果です。OARRを設計することは、組織の「心理的な消耗」を構造から取り除く作業でもあります。

    具体的には、スコアが閾値を下回った際に誰が最初に通知を受け取り、誰が改善策を承認し、誰が実行するかを一覧表で定義します。この表があるだけで、現場のアクション速度は驚くほど変わります。

    CX改善の成果を称賛する文化——持続のための設計

    PDCAを継続させる上で、データで成果が見えた時に組織がそれを「称賛する」文化を設計することが重要です。NPSスコアが3ポイント改善したスタッフの取り組みを全社に共有する、リピート率が向上した店舗のマネージャーをレビュー定例で紹介する——こうした小さな称賛の積み重ねが、データを見ることへの動機づけになります。

    マネジメントの本質は「タスク管理」から「心理的リソースの回復設計」へシフトしています。AIで代替されにくい価値はここにあるということです。

    ダッシュボードが出すデータを、称賛・動機づけ・学習の材料として活用することで、組織全体のエンゲージメントが高まっていきます。これは単なる「データ活用」を超えた、経営の本質的な楽しさにつながるプロセスです。

    設計項目 具体的な内容 実装の目安
    CXオーナーの設置 全社CXデータの収集・報告・フィードバックを一手に担う担当者を明確化 導入前1〜2週間
    意思決定マップの作成 KPI・担当者・判断権限を一覧化した表を全部門で合意 STEP 1と同時
    OARR設計書の作成 目的・権限・役割・責任を明文化し、全関係者に周知 ダッシュボード稼働前
    月次レビュー定例の設置 スコア推移・施策進捗・次月優先課題を30分で確認する場を設ける 稼働月から即設置
    称賛設計の組み込み 改善成果を定例で共有・表彰する仕組みをPDCAに組み込む 第2サイクルから

    よくある失敗パターンと対策——ダッシュボードが形骸化する前に

    よくある失敗パターンと対策——ダッシュボードが形骸化する前に 1 運用設計の重要性 2 KPI数を絞る 3 担当者の責任化 4 定期レビュー 5 3~6ヶ月で形骸化リ スク

    ダッシュボードの導入後に多くの組織が直面する課題は、実は構築段階ではなく運用段階に集中しています。どんなに優れたツールも、運用設計なしには3〜6ヶ月で形骸化します。ここでは、弊社が伴走してきた組織で繰り返し見られたパターンと、その対策を整理します。

    ⚠️ ダッシュボードが形骸化する3つの典型パターン
    • KPI設定が多すぎて「何を見れば良いか分からない」状態になる(指標の過剰設計)
    • データ収集は続くが改善アクションへの接続が設計されておらず、調査が消耗を認識させるだけで終わる
    • CXとEXのデータが別管理のまま原因分析ができず、対症療法の繰り返しになる

    失敗①:指標の過剰設計——「全部見る」は「何も見ない」と同じ

    ダッシュボードの設計段階で最も多い失敗は、「せっかくだから全部の指標を入れよう」という意識から生まれる指標の過剰設計です。10個以上のKPIが並んだダッシュボードは、認知負荷が高く、結果として誰も定期的に確認しなくなります。

    対策は、「経営レベルで見るべき指標」を最大5〜7個に絞り込み、残りは「ドリルダウンで確認できる詳細画面」に格納することです。最初に「このダッシュボードを見て何を判断するか」を1文で言えるまで設計を研ぎ澄ますことが、長期的な活用継続の鍵になります。驚くほど、シンプルな設計の方が組織に定着します。

    失敗②:調査が終点になる——改善アクション設計の欠如

    従業員の声を集めるだけでは改善しません。消耗要因を判断基準・教育・称賛・PDCAに変える「実装の型」がなければ、調査は消耗を認識させるだけで終わるということです。これは弊社が最も強調しているポイントです。

    多くのサービスがデータ収集と可視化で止まる中、改善が「楽しい」と実感できる組織は、データを必ずアクションに接続する設計を持っています。具体的には、スコアが一定値を下回ったら特定の研修コンテンツが担当者に自動提供される仕組み、優れたフィードバックを受けたスタッフへの自動通知、月次レビューでの表彰設計などが、アクション接続の代表例です。調査結果を「見て終わり」にしない設計を、ツール選定の段階から要件として組み込むことが必要です。

    失敗③:CXとEXの分断——根本原因が見えない組織

    接客品質のばらつきやリピート低下の原因を顧客対応スキルだけに帰属させると、いつまでも表面的な対症療法が続きます。根本原因がスタッフの心理的リソース枯渇にある場合、EXデータを見なければその仮説に辿り着けません。

    CXとEXを分断管理している組織では、「なぜNPSが下がっているのか」の原因分析に毎月多大な工数を費やすことになります。対策は、CXデータとEXデータを同一プラットフォームで統合し、相関分析を標準機能として活用できる環境を整えることです。株式会社トータルエンゲージメントグループのYourVoice NEXTは、CX×EXの同時可視化を設計の中心に置いており、この分断を構造から解消するアプローチをとっています。

    株式会社トータルエンゲージメントグループによる解決アプローチ——なぜ見える化だけでは足りないのか

    ここまで読んでいただいたあなたは、ダッシュボードの構築ステップと運用体制の重要性を実感していただけたと思います。ところが今は違います——多くの組織が直面しているのは、「何を構築すれば良いか」ではなく「誰と一緒に設計し、運用まで完走できるか」という課題です。

    株式会社トータルエンゲージメントグループは、NPS専門のデータドリブン改善SaaSとして、データの収集・可視化・改善アクション接続の3層を一気通貫でサポートしています。YourVoice NEXTによるCX×EX同時可視化、FactBase Workshopによる12週間のPDCA伴走、FRS™(業種別2回目来店率)という独自指標の活用——これらを組み合わせることで、「調査が終点になる」という組織課題を構造から変えていきます。

    弊社の試算では、離職率20%改善で年間144万円の削減、リピート率5ポイント改善で年間+120万円の増分売上が見込まれる場合があります(組織規模・業種により異なります)。ダッシュボードを「仕組み」として定着させ、改善が楽しいと実感できる組織づくりを、あなたにも届けたいと考えています。

    まとめ——顧客満足度を「一目で把握できる組織」になるために

    この記事では、顧客満足度ダッシュボードの構築ステップから部門横断の管理体制設計まで、実装の型として整理してきました。最後に、今日から実行できるポイントをまとめます。

    • ダッシュボードの目的を「誰が何を判断するか」から設計する
    • CXとEXのデータを分断せず、同一プラットフォームで統合する
    • スコアの変化をアラートで検知し、改善アクションに自動接続する
    • CXオーナーを設置し、部門横断の情報の橋渡し役を明確化する
    • 月次レビュー定例を設け、PDCAサイクルを完走させる仕組みを設計する
    • 改善成果を称賛する文化をPDCAに組み込み、継続の動機づけを設計する

    データを集めることより、データを改善に変えることの方が、驚くほど難しい仕事です。ところが、その「つなぎ」の設計ができている組織は、驚くほど少ない。だからこそ、この実装の型を体得した組織が、競合との差を着実に広げていくということです。

    株式会社トータルエンゲージメントグループのダッシュボード支援がおすすめな組織
    • NPSスコアを計測しているが改善施策につながっていないと感じている
    • CXとEXのデータが別システムに分散しており、全体俯瞰ができていない
    • ダッシュボード導入後の運用体制をどう設計すれば良いか分からない
    • 12週間で改善サイクルの型を組織に定着させたい
    YourVoice NEXT・FactBase Workshopの詳細について
    YourVoice NEXTはCX×EX同時可視化に対応したAI駆動NPSアンケートツールです。FactBase Workshopは12週間のPDCA伴走型ワークショップで、改善サイクルを組織の習慣として定着させます。詳細は無料相談でお伝えしています。
    無料相談はこちら

    よくある質問

    Q. 顧客満足度ダッシュボードの構築にどのくらいの期間がかかりますか?
    A. 組織の規模やデータの整備状況によって異なりますが、一般的にKPI設計とデータ統合に2〜4週間、ダッシュボード構築と権限設定に2〜4週間、運用ルールの整備と定例設置に1〜2週間が目安とされています。専用ツールを活用することで、この期間を大幅に短縮できる場合があります。弊社のFactBase Workshopでは、12週間で構築から最初のPDCA完走までを伴走しています。
    Q. 小規模な組織でもCX-EX統合ダッシュボードは有効ですか?
    A. 有効です。むしろ、スタッフ数が少ない組織ほど、CXとEXの連動が直接的に見えやすく、改善の実感を得やすい傾向があります。 3店舗・従業員30名以上の規模から、CX-EX統合の恩恵を実感している組織の事例が複数あります。ツールのスペックより、運用体制の設計が成功を左右します。
    Q. 既存のSalesforceやHubSpotとの連携は可能ですか?
    A. 一般的に、主要CRMツール(Salesforce・HubSpot等)とのAPI連携は技術的に実現可能です。弊社のYourVoice NEXTも既存SaaSとの連動を考慮した設計となっています。 連携の具体的な方法や必要な設定については、現在お使いのシステムの状況をヒアリングした上でご案内しています。まずは無料相談でご状況をお聞かせください。
    Q. NPSスコアが高いのにリピート率が上がらない場合、ダッシュボードで原因を特定できますか?
    A. はい、この「NPSとリピート率の乖離」は多くの組織で見られる重要な課題です。弊社が提供するFRS™(業種別2回目来店率を測る独自指標)を組み合わせることで、NPSスコアと実際の行動変化のギャップを定量的に把握できます。 ある事例では、NPSギャップ54.8ポイントを発見し、年間3,300〜5,000万円の改善余地を提示した事例があります。CXとEXを同時に可視化することで、原因の所在を特定しやすくなります。
    Q. ダッシュボードを導入しても現場スタッフが活用しない場合はどうすれば良いですか?
    A. 現場スタッフが活用しない最大の原因は、「見て何を判断すれば良いか分からない」状態にあります。対策として、スタッフが日常業務の中で確認すべき指標を2〜3個に絞り込み、スコアの変化が自分のアクションとどう結びつくかを明示することが有効とされています。 また、改善成果を称賛する仕組みをPDCAに組み込むことで、データを確認する動機づけが生まれます。弊社のワークショップでは、この「現場への定着設計」を伴走でサポートしています。

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    池田 順一
    代表取締役池田 順一

    経営は最高の自己成長の場——この信念のもと、30年間走り続けてきました。
    IT・マーケティング・CX-EXの三層を一人でつなぎ、2社の事業売却を完走。現在は株式会社トータル・エンゲージメントグループのCEOとしてIPO準備を進めながら、経営者の伴走も続けています。「リーダーシップ」と「マネジメント」を体得すれば、経営は驚くほど楽しいものになる。その実感を、あなたにも届けたい。

    Career Timeline
    1994:(株)ガリレオゼスト 設立 ITマーケティングの世界へ
    2000:(株)PIM を Yahoo! Japan へ売却 1社目のイグジット完走
    2006:(株)ガリレオゼスト をセプテーニへ売却 2社目のイグジット完走
    2010:(株)シンクー 設立 CX-EXコンサルタントとして独立
    現在:株式会社トータル・エンゲージメントグループ CEO IPO準備中・経営者伴走メンタリング継続

    SHAR

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    トータルエンゲージメントグループでは、これまで延べ100社以上15,000店舗以上のアパレル・小売流通・飲食宿泊から金融、行政などB2C事業からSaaSやメーカーのようなB2B事業など、様々な業種での支援実績がございます。
    CXにおける改善をツール提供だけでなく、全体の戦略をもとに策定・実施まで一気通貫でサポートいたします。まずは無料相談からお気軽にお問い合わせください!

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