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    2026.02.15 体験価値
    【コラム】地方再生と体験価値─「人を呼ぶ」から「関わりたくなる」へ

    地域再生

    地方再生という言葉を聞くと、

    まず思い浮かぶのは、

    移住促進

    企業誘致

    観光振興

    といった施策ではないでしょうか。

    もちろん、どれも大切です。

    しかし、現場を見ていると感じるのは、

    地方が本当に直面している課題は、

    「人口」そのものではなく、

    関与人口の不足なのではないか、ということです。

    人口は減っても、関わる人は増やせる

    ある地域を思い浮かべてみてください。

    そこに住んでいなくても、

    ・毎年必ず訪れる

    ・ふるさと納税で応援している

    ・特産品を定期的に購入している

    ・SNSで情報を追いかけている

    そんな人が増えれば、

    その地域は確実に経済が廻り“生きている”状態になります。

    つまり、

    住民人口ではなく、関与人口が重要だと考えています。

    地方再生とは、

    移住者を増やすことだけではありません。

    「関わりたくなる理由」をつくることです。

    観光地が強い理由

    なぜ、ある地方都市は繰り返し人が訪れるのでしょうか。

    風景が美しいからでしょうか。

    食べ物が美味しいからでしょうか。

    それもあります。

    しかし本質は、

    体験が記憶に残るからです。

    ・地元の人との何気ない会話

    ・宿での一言

    ・商店街のあたたかさ

    これらは、単なる消費ではありません。

    「また行きたい」という感情を生む体験です。

    地方再生に必要なのは、

    インフラ整備よりも、

    まずは体験設計なのかもしれません。

    「らしさ」が地域の軸になる

    企業と同じで、

    地域にも“らしさ”があります。

    ・何を大切にしているのか

    ・どんな人たちがいるのか

    ・どんな価値観で生きているのか

    これが曖昧なままでは、

    どれだけPRしても心には残りません。

    逆に、らしさが明確な地域は、

    小さくても強い。

    たとえば、

    「挑戦を歓迎する町」

    「子どもが主役の町」

    「ものづくりを誇りにする町」

    こうした軸があると、

    人は“共感”で関わります。

    地方にもSPCは成立する

    サービス・プロフィット・チェーン(SPC)は、

    企業の理論だと思われがちです。

    しかし、地方にも同じ構造があります。

    地域の担い手(EX)が誇りを持ち

    来訪者の体験(CX)が安定し

    リピートや応援が増え

    経済が循環する

    このループが回ると、

    補助金に頼らない持続的な地域経済が生まれます。

    重要なのは、

    外から“人を呼ぶ”前に、

    内側の体験を整えること。

    「消費される地域」から「応援される地域」へ

    一度きりの観光地で終わるのか。

    それとも、繰り返し応援される地域になるのか。

    その差は、

    価格でも、人口でもなく、

    体験の深さです。

    地方再生とは、

    建物を建てることではなく、

    物語を育てること。

    イベントを打つことではなく、

    関係性をつくること。

    地域の“らしさ”が見つかり、

    それが日常の中で体現されるとき、

    外からの応援は自然と増えていきます。

    まとめとして

    地方再生の本質は、

    人口増加ではなく、

    関与人口の拡大から始める。

    インフラ整備ではなく、

    体験設計から始める。

    補助金ではなく、

    共感の循環から始める。

    地域も企業も同じです。

    体験が感情を動かし、

    感情が応援を生み、

    応援が経済をつくる。

    地方再生を、

    “施策”ではなく“体験価値経営”として捉え直す時期に、

    来ているのかもしれません。

     

    SHAR

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