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    2026.02.01 組織文化
    【コラム】“らしさ”を、どう見つけ、どう現場に埋め込むのか

    らしさの見つけ方

    前回のコラムで「らしさ」は、働きがいの“座標軸”であるという話をしました。

    今回は、その続きです。

    よくいただく質問があります。

    • その「らしさ」って、どうやって見つけるんですか?

    • 言葉にすると、キレイごとになりませんか?

    • 現場に落とすって、結局どうするんですか?

    今日はこの3つに、順番に答えていきます。


    STEP1:らしさは「作るもの」ではなく「見つけるもの」

    まず大前提として。

    らしさは、会議室で考えて作るものではありません。

    すでに現場と顧客の間に“にじみ出ているもの”です。

    私たちが最初にやるのは、

    理念やビジョンやWebサイトなど、現在のアウトプット。

    そして、次のようなものです。

    • お客さまの自由記述の言葉

    • 口コミで繰り返し出てくる表現

    • クレーム対応で評価されている行動

    • 「あの時よかった」と語られるエピソード

    ポイントは、

    評価された瞬間を見つけること。

    平均点ではなく、

    「選ばれた理由」にだけフォーカスします。

    らしさは、

    “うまくいった現場”の中に、必ず埋まっています。


    STEP2:言語化は「美しく」ではなく「使える」かどうか

    次に、言語化です。

    ここで多くの会社が失敗します。

    それは、「広報的にきれいな言葉」を作ってしまうこと。

    らしさの言語化で大切なのは、

    現場で“判断に使えるか”どうか。

    私たちは、こんな基準で言葉を削っていきます。

    • その言葉を聞いて、行動が1つ決まるか

    • 新人でも、その場で使えるか

    • 迷ったときの“優先順位”になるか

    たとえば、

    ×「お客さまに寄り添う」

    ○「説明は、必ず相手の理解を確認してから次に進む」

    ×「誠実な対応」

    ○「できないことは、理由と代替案を必ずセットで伝える」

    このように、

    抽象語を“行動に翻訳する” ことで、

    らしさは初めてSPCの起点になります。


    STEP3:らしさは「研修」ではなく「日常」に埋め込む

    言葉にしただけでは、何も変わりません。

    大事なのは、

    らしさを“思い出す仕組み”を日常に入れること。

    具体的には、次のような設計です。

    • 朝礼やミーティングで「らしさ起点の一言共有」

    • クレーム初動・第一声を“らしさ基準”で定型化

    • 称賛は成果ではなく「らしさ行動」に対して行う

    • OJTやオンボーディングはロールプレイ中心にする

    これをやると、何が起こるか。

    • スタッフ同士の会話が変わる

    • 判断が揃う

    • 「あの人だから」ではなく「うちらしい」が増える

    つまり、

    属人化から再現性への転換 が起きます。

    ここで初めて、

    EXとCXが同時に、しかも安定して回り始めます。


    ■ サービス・プロフィット・チェーン(SPC)が「短縮」される瞬間

    らしさが、

    1. 現場の事実から見つかり

    2. 行動に使える言葉になり

    3. 日常の動線に埋め込まれる

    この3点が揃った瞬間、

    SPCは待たなくなります。

    • EXが上がるのを待たない

    • CXが改善するのを待たない

    • 数字が出るのを我慢しない

    現場が変わり、

    顧客の言葉が変わり、

    数字が“静かに”動き出す。

    これが、

    SPCが短縮された状態 です。


    ■ まとめとして

    らしさは、

    • 発明するものではない

    • 飾るものでもない

    • 掲げるだけのものでもない

    見つけて、使えて、回せるもの です。

    中堅中小企業には、

    この一連を爆速で回せる条件が、すでに揃っています。

    必要なのは、

    「正しい理論」ではなく

    「現場で回る設計」。

    SPCを“説明できる理論”から

    “体感できる仕組み”に変えたい方、

    引き続きお付き合いください。

    SHAR

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