2015.04.08
エンゲージメント
タクシー激戦区の京都で業績絶好調! “MKタクシー”に学ぶ「アドボカシーマーケティング」で他社との差別化を実現する方法
しかしある日、よく通っていた近所の銭湯が閉鎖となり別のお目当ての銭湯は見つけたものの、頑張れば歩けるが少し遠いので楽しみのひとつが無くなりそうになっていました。
そんな時に助けてくれたのがMKタクシーでした。タクシー激戦地区の京都でかつ差別化が困難な市場で後発ながら業績好調なタクシー会社で、アドボカシーマーケティングを実践して他社との差別化をしている企業です。
目次
エンゲージメントを最優先する「アドボカシーマーケティング」
アドボカシーマーケティングとは、
目先の利益にとらわれることなく、徹底的に消費者側に立ち、顧客との信頼関係を中心するマーケティング手法
です。
長期的視野にたった考えで、いわゆる?「損して得とれ」「先義後利」の考えを実践することです。
初乗り運賃でも「おかかえ運転手」のような手厚いサービスを提供
話は銭湯に戻ります。
マンションに帰宅してMKのコールセンターに電話をします。僕のナンバーは登録されているので、「マンションまで1台お願いします」と言うだけで通じます。
しばらくするとセンターから電話がかかってきます。「タクシーが到着しました」ほとんどパジャマ同然の姿でマンションの前に出ると、そこには正装した運転手がタクシーのドアの前でお迎えしてくれています。「お待ちしておりました。頭にご注意ください」と言われながら少しVIP気分で、タクシーに乗り込みます。「車内の温度はいかがでしょうか?」「大丈夫ですよ」というような会話をしながら、10分もかからない近距離を走り、外からドアを開けてもらい「行ってらっしゃいませ」と送り出されます。?初乗り運賃でも嫌な顔ひとつしないのです。
流しのタクシーでもMKタクシーを探して拾う
~エンゲージメントが強い顧客ロイヤリティを育てる
こうした体験を重ねると、街で流しのタクシーを拾うときも、MKタクシーを選別して拾うことになります。JRを降りてもわざわざMKタクシー乗り場まで行くことになるのです。(MKはJRのタクシー乗り場には入れできない)まさしく、アドボカシーマーケティングで僕とエンゲージメントを結び、虜にしてしまったのです。
顧客体験(CX)、NPSに
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